低フォドマップ食学会
会長 宇野良治、医師、医学博士






昨日の午後、成分のわからない甘いパンを食べました。 

ここ数カ月間、ほとんどIBSの腹痛がなかったので、

「明日休みだから、まあ、いいや・・・」と思ったのです。


ところが、

12時間後に、

つまり、今日の2時半から腹痛を生じました。

IBSに特徴的な左下腹部で、

触ると腸管が固い管のように触れます。


完全なIBSの腹痛でした。

おなかを打診すると、

横行結腸を中心に大腸全体にガスがありました。


オリゴ糖かハチミツが発酵した感じでした。


つまり、ここ数年食べたこのない糖質が入っていたと思われます。


急いで、洗腸しました。


市販のアルカリ水と水道水をブレンドして、

pHを7.8くらいにして洗腸しました。

少しガスは出ましたが、


しかし、痛みが消えません。


しばらく様子をみましたが、


良くならなかったので、

昼近くになって、

水道水1.8リットルにマグミットを4錠入れてアルカリ水を作りました。

しかし、pHが11以上まで上がってしまったので。

作り直して、

1.8リットルにマグミット1錠入れてみたところ、

pHが9.3になったので、

それで洗腸しました。






洗腸液を注入して、

肛門から排泄しているうちに、

突然のように、腹痛が消えました。


まだ、

ガスが出ていないのに、

腹痛が消えたのです。


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未だに、大腸のガスは抜けませんが、

不思議なことに腹痛がないのです。


という事は、IBSの腹痛はガスの量ではなく、

腸管拡張の程度ではなく、


pH、


つまり、酸性が直接、大腸粘膜に影響している可能性が浮上しました。


(痛みの機序としては、pH→TRPV1か?)


腸管pHを9.3に上げると、IBSの腹痛が消えるとしても、


経口でマグミットを数錠飲んでも、多分、大腸へ届くときには、


せいぜいpHは8.7くらいでしょう。


蝶が酸繊になれば、腹痛を来すのであれば、


腸管内を酸性に導く乳酸菌は増やさない方がいいということになります。


しかし、

だだ、アルカリ洗腸、それもマグミット1錠でいいとなれば、

あまりにも、利益がないし、

これまでのIBS治療薬は全く売れなくなるし、

特にIBSに心理療法や糞便移植などをして生活している医師にとっては、


死活問題なので、


今回のことは、記さないでおこうかと思いましたが、

あまりにも、びっくりしたので、


書いてしまったという事です。




きちんと二重盲検法でスタディーにすれば、

医学博士論文になって、


ランセットにアクセプトされるかもしれないほどの発見です。






高フォドマップを食べて、腸で発酵して、短鎖脂肪酸が出来て、


腸内環境が産生なれば、あるいは、酸性のアワの刺激で、


腹痛になるとすれば、


やはり、低フォドマップ食にして、


どうしようもない時は、マグミット洗腸で押さえれば、


IBSは試合終了ということになます。






とん

ぴん

しゃん