宇野良治、医師、医学博士
16SrRNAの遺伝子解析のデータをコンピューターで一斉に処理して、
全ての細菌を検出するという技術で、胃の細菌の全てを分析できたのは
2006年(スタンフォード大)です。
その技術によって、
胃癌はピロリ菌が消滅して、乳酸菌が増殖していると広く認識されるようになったのです。
しかし、
それよりも10年以上も前、つまり、28年前に、
単発で16SrRNA技術を利用して、
胃癌の20%に乳酸菌(連鎖球菌)が検出されたと報告がありました。
日本のがんセンターからの報告でした。

その頃はすでに、胃癌とピロリ菌の関係だけが重要視されていたため、
ほとんどスルーされた研究報告だったでしょう。
しかし、
それから28年にして、その発見が世界中から称賛されています。