宇野良治、医師、医学博士
英語で採血は、瀉血を意味するので Phlebotomy(フレボトミー)という。
採血をする人をphlebotomistといい、アメリカでは、州によって資格が異なり、
カリフォルニアでは専門の国家資格がある。
https://en.wikipedia.org/wiki/Phlebotomy
日本では、おそらく、平日1日数万~数十万人が採血を受けていると思われるが、
その採血は看護師や検査技師が行っているが、
採血が苦手で、かなり多くの看護師が職を離脱している現状がある。
なぜなのか?
その原因の一つに、
誤った方法が教育現場で行わている可能性はないのか?
と思わせるような動画を紹介する。
378万回再生され、世界中から意見が寄せられている。
21ゲージのバタフライ(翼状針)が用いられている。

この動画で、私が最もびっくりしたのは、このシーンである。

このすごさが、わかるであろうか?
二つの翼をつまむと、針が隠れて、
針の方向性が見えなくなることがある。
さらに、つまんだ指のために逆血がわかりにくい。
しかし、片翼だとこれらをクリアすることが出来る。
左の親指は血管のラインにあり、親指の存在で、
適切な角度がついている。
もし、看護学校でこのような方法で採血したら、
卒業できないのではないか?
なお、固定しない方法が、特別ではないようである。
もうひとつ、
気になることは、
採血中に駆血帯を外していることだった。
この採血中の駆血帯外しは、中国の動画にもあった。
しかし、この動画をみて、考えを変える必要があるかもしてない。
なぜなら、点滴をしている人(駆血帯のない)のルートが外れて、
かなり出血している人を何人もみたことがあるが、
駆血帯がなくても、血が出てくる証拠があるのだ。