宇野良治
Yahoo!ニュース
ひろゆき氏 「認知症の高齢者は預からないのが安全、、と」
https://news.yahoo.co.jp/articles/be94e41534261731aca76026860d5aaf4eb0814
実業家の西村博之(ひろゆき)氏(46)が2日までに自身のツイッターを更新。愛知県春日井市の特別養護老人ホームで2019年、認知症だった山田靖子さん=当時(81)=が食事を喉に詰まらせ死亡したのは、施設が注意義務を怠ったためだとして、遺族が運営法人「北陽福祉会」(同市)に計約3500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、名古屋地裁が2月28日に約1300万円の賠償を命じたことに言及した。 斎藤毅裁判長は判決理由で、たびたび食事をかき込んで嘔吐していた山田さんの誤嚥の危険性は予見できたと判断。常に食事を見守る注意義務を施設が怠ったと指摘し、「見守りがあれば死亡を回避できた蓋然性が認められる」と結論付けた。判決によると、山田さんは19年2月、北陽福祉会が運営する「ほのぼのホーム西尾」に入所。同12月、食事を喉に詰まらせ窒息死した。北陽福祉会は「(判決の)内容を確認した上で、今後の対応について判断させていただきたい」としている。遺族は山田さんが施設の元職員に腕や胸をつねられるなどの虐待を受けたとする暴行容疑などの告訴状を名古屋地検に提出したが、既に不起訴となった。
ひろゆき氏は、この判決の記事をはりつけた上で「81歳の認知症の高齢者が、食べ物を、掻きこんで食べて、喉に詰まらせて窒息死。裁判官『特別養護老人ホームは、遺族に1370万払え』認知症の高齢者は預からないのが安全、、と」と私見をつづった。
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<宇野の意見>
私の父は、私が東京の大学病院に勤務する予定の直前に、脳梗塞になり半身麻痺となった。父が入院した病院のあまりにもひどい扱いに、腹が立ち、子としてのプライドで、東京行きをあきらめて、父をストレッチャーに乗せて、点滴をしながらフェリーで運び、自分の勤務している病院に入院させ、私が主治医になって父のリハビリを行った。次第に、嚥下困難になり、私が胃瘻を作り、経管栄養を行った。しかし、唾液でも誤嚥するようになり、頻回に喀痰吸引が必要になった。胃瘻からの栄養剤でも逆流して誤嚥するので、中心静脈栄養を行った。本来なら、気管切開が適応だったが、迷っているうちに死亡した。朝、病室に行ったら、死んでいたのである。急いで看護師を呼んだが、すでに冷たくなっていたので、蘇生はせず、私が発見した時間を死亡時間とした。担当の看護師は号泣していたが、私は「ありがとう。すまなかったね」と言った。でも、もし、私の父ではなく、他の病院に入院していたとして、同じように私が面会行った時に死亡していたら、私は父の主治医、いや当直の看護師を訴えただろうか?
私の母は、認知症になり、なにもかもわからなくなった。言っても忘れるので、部屋中に張り紙をしていた。でも、私は、自分の家で看取ろうと思って、仕事もやめて毎日家にいた。見守りが必要だったのである。母が外へ出る時は、後ろをついて行って見守る必要があった。その間、妻が働いていた。しかし、母の状態が悪化していった。アルツハイマーだったのである。ある日、呼吸困難になり、介護ベッドで頭を高くして様子をみたが、改善せず救急車を呼んだ。この時、救急車を呼ばねば、私は解放されると思ったのは事実である。そして、入院後、入院費用を払うために、靴を舐め、土下座をしながら、パートの医者で働きだした。その母は、次第に食べることが出来なくなり、「 主治医から「胃瘻をしなければ、あと3カ月」と言われたものの、胃瘻も中心状幕栄養もせす、栄養ゼリーと1本の点滴で3年生きて、1年前に亡くなった。自分が家で介護が出来ず、死ぬまで介護してくれた施設に感謝している。
介護施設に不満があるのであれば、自分で介護すべきだろう。それができないのであれば、介護してくれる施設に感謝すべきではないのか?もはや、この日本では介護要員も足りないのである。ずっと、見守ることなど、不可能であろう。もし、家で、家族がボロボロになって介護をして、トイレなどでちょっと離れている間に食事で誤嚥して死んだ場合、家族はどう思うのであろうか?
介護での死亡に関しては、実際に、家で介護をしたことのある人の意見、実際の介護職員の意見も尊重すべきだろう。そでなければ、この国から介護というものが消滅するということを、「ひろゆき」は言いたいのだと思う。この問題は、今後の日本で非常に重要な問題である。