宇野良治、医師、医学博士
私は医学部に入るずっと前から、
病理学で研究していた父のわがままで、
毎日のように、顕微鏡を一緒に見ていた。
それは、中学、高校だけでなく、
大学でも夏や冬の休みで家に帰ると毎日のように顕微鏡を見せられていた。、
初めは、興味深かったけれど、
だんだんと嫌になり、よく、目を接眼レンズに押し付けたまま寝ていた。
しかし、不思議なもので、たたきあげられた顕微鏡の世界観はその後も、
消化管の形態診断学について、役立った気がする。
特に内視鏡診断はその影響があった。
私が、最も興味があったのは、肉眼と細胞レベルとの中間の形態であった。
肉眼では見えないけれど、細胞レベルまで拡大してもわからない世界がある。
つまり、性能の良い虫眼鏡である実態顕微鏡の世界である。
実は、と言うか、ずっと研究したかったのは、
その世界、つまり、肉眼と細胞レベルの間における何らかの規則性探してあった。
その世界は、一昔前では実態顕微鏡が必要であった。
しかし、最近では、きっと、スマホにつける高性能の拡大レンズがあるはずだと思い、
調べたら、確かにあった。
そのため、
スマホにつけて200倍まで拡大できる「携帯電話顕微鏡」を買った。

家に届いてすぐに、
毛髪を抜いて撮影してみた。

この毛根は、AGAの毛根ではない。油のようなものが付着しているように見える。
まずは、シャンプーをきちんとすることだろう。
一本の毛の毛根の観察で、けっこう情報が得られると思われる。
毛根観察による脱毛診断はできないのか?
ネットで調べても、日本で、ちょっと簡単な2,3の記述があるだけで、
英子、ドイツ語、ヒンズー語、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語で
検索しても、全くヒットしない。