日本低フォドマップ食推進会会長
宇野良治。医師、医学博士
Office Uno Column







実は、本当のことを言うと、


本の売れ行きうだけが気になって、


「やっぱり、売れないんだな・・・」


と、落胆していた自分がいましたが、


ネネが、


「すごい書評があった!」


と言って、私に読んでくれました。



その途中から、私は泣いて、


『売れなくてもいいよ、こんなに想ってくれる人がいるだけでいい』



そう、言いました。



心の奥底で、炎上商法を期待していた私は、


改めて、ピュアな自分に帰り、


貧乏でも、正義を貫くという、姿勢に戻り、


「バカだよね、オレ・・・」


って、さわやかに笑って、


ちょっと、残念そうに、右上を見上げました。





満を持して遂に書かれた、宇野医師の積年の努力の結晶!(一般読者/医療従事者/医学研究者向け) (amazon.co.jp)




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私は4年以上前に過敏性腸症候群を発症、その後次々と親族も炎症性腸疾患を患い、胃腸の強かった私のパートナーも罹患。
宇野良治医師のビジネスパートナーであるネネさんと(短期間ですが)SNSで出会い交流したのがきっかけだったか、当時の記憶はうろ覚えですが、これまでずっと宇野医師の研究ブログを追跡していました。
多くの臨床医師が自己のスタンスを自然科学者と標榜する一方で、実際には誠実かつ真剣な研究努力を放擲して単に医学生時代や研修時代に得た知識の使い回し、エビデンス無き経験則に基づいて患者に接するため、もはや(内視鏡医や消化器病専門医に限らず)ほとんどの臨床医のアドバイスや処方はあまり当てになりません。私は耳鼻咽喉科医の処方に因を発する薬害によってこの1年間、そして今後も長く闘病しなければならない状態にあります。係る耳鼻科でも、総合病院の上層部の消化器病専門医の処方も知識も私の身体を一層悪くするばかりでした。
対して宇野医師の姿勢は、驚くほど学に対して真剣かつ真摯で、このための自己犠牲を厭わず、清貧(決して良いこととは思いませんが)の中で研究を続け、ランセットなど多くのジャーナルなどへの論文掲載等の実績を積み重ねてきました。日本の消化器病学会の白眉と言っても過言ではないのでしょうか。
本書は新書として一般的に読みやすい文体で書かれていますが、新書としては珍しく国内外の膨大な研究論文一覧を巻末に掲載、あらゆる(脆弱な)批判にも周到に用意を固めた信頼の置ける著書となっています。
彼は過去数年間、多量の論文(主に海外のもの)深く読み込み、クリティカルシンキングを加えて、毎度ご自身なりにも各種理論を分析して高度な理解を構築してこられました。
宇野医師がご自身をガリレオ・ガリレイに喩えるお気持ちは察するにあまりあります。
一無名の患者にすぎない私でさえ、食の問題においては社会から完全に孤立無縁の状態に陥り、結局のところどんなに真剣に消化器病の問題を説明しても、他人事と受け止められて受け流されたり、まったく理解されないか、ひどい場合には罵倒さえされてきました。それでも私は宇野医師の理論だけに救われてきました。他の医者にも多く当たりましたが、私の複雑化した症候群にはまったく対処できませんでした。
私は宇野良治医師に救われ続けています。
それは医師をむやみに信頼しているからではなく、彼の言説があまりにも科学的に的を射る内容になっているからです。
もちろん過去の言説/考察に瑕疵があれば随時これを改めておち、このような執念深く真実に辿り着こうとするその姿勢は並大抵の人には到底真似できないものです。
もしこれまでの食の常識がもはや古いものでしかなく価値を失っていることを理解されるのであれば、まず他でもない宇野医師のこの著書を一読ください。
前書は電子書籍を残して絶版とされたとも伺っておりますが、この5年以上の歳月の中で多くの研究が蓄積し、改めたり更新が必要な理論が多くあったためかと推察いたします。ただし今でも当該書籍の膨大な食品リストは参考にする価値を失っていません。
本書の内容は基本的に過敏性腸症候群の問題に端を発しつつ、しかしそのような問題の一角に決して留まっておらず、消化器系に何らかの疾患を自覚的/無自覚的に抱えるほとんどの(日本内外の)人が当事者として当てはまるものです。




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