宇野良治、医師、医学博士
Office Uno Column
「便秘と食物繊維」について、
以前に公開していた後の続編は、以下となったのです。
1)食物繊維で腸が詰まり死亡した症例の詳細
2)便秘では不溶性食物繊維は禁止
3)便秘では非発酵性水溶性食物繊維は良いとされている
4)日本では水溶性でも海藻類やこんにゃくで腸閉塞の頻度が高い
5)トクホの食物繊維は発酵性であり、便秘やIBSでは禁止
以上の流れから、便秘改善に最も適した食事を紹介するというものですが、
動画配信(販売)については未定です。
結局、「野菜は食べるな」ということになりますが、
これについて、以前から、
「健康のために野菜は食べるな!」と信念をもって発信している医師がいます。
和賀土生(わがつちお)先生の主張は、私の考えと似ています。
https://note.com/wagatsuchio/n/nefe61e90fb7b
とりあえず、「野菜を食べるな」というのが私だけでないので安心しました。
英語で検索すると、面白い記事があります。
アクセスして、日本語変換してお読みください。
https://carnivoreaurelius.com/vegetables/
野菜を食べることで死亡率が低下するという欧米の研究が多いが、
欧米とは違う食文化の東アジアのなかの日本では、
やはり、中国のデータを参考にすべきでしょう。
(また、農業団体などの経済的、政治的影響がない国のデータは信憑性があります)
そして、最近の中国からのデータは以下です、
中国人成人における食物繊維の消費と
2 型糖尿病、高血圧、肥満、心血管疾患、および死亡率のリスクとの関連:中国健康栄養調査による縦断的分析
Nutrients 2022 Jun 27;14(13):2650.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC9268526/
食物繊維の総摂取量と慢性非伝染性疾患のリスクとの関係については多くの研究がなされているが、その結果はまちまちである。また、異なる食物源からの食物繊維摂取量と疾患との関連についての研究も不足している。2004年から2015年のChina
Nutrition and Health Databaseのデータを用いて、Cox比例リスクモデルを用いて、総食物繊維および異なる食物源からの食物繊維摂取と2型糖尿病、高血圧、肥満、心血管疾患および全死因死亡の発生との関連を探りました。多因子調整後、食物繊維の総摂取量(四分位4 vs. 四分位1)のハザード比(95%信頼区間)は、2型糖尿病の発症に影響を及ぼした。2型糖尿病、高血圧、肥満、心血管疾患、および全死亡のコホートにおける食物繊維の総摂取量(四分位値4対四分位値1)のハザード比(95%信頼区間)は、1.20(0.93、1.55)、0.91(0.75、1.12)、0.93(0.64、1.35)、1.13(0.60、2.12)、1.13(0.84、1.52)であった。全粒粉の食物繊維摂取は高血圧と正の相関があったが、他の疾患の発生とは相関がなかった。2型糖尿病、高血圧、肥満、心血管疾患、全死亡のコホートにおいて、マメ科食物繊維、果物繊維、野菜繊維の間に関連は認められなかった。我々の研究では、中国人集団における総食物繊維および異なる食物源からの食物繊維摂取量と2型糖尿病、肥満、心血管疾患、全死因死亡率との間に関連は見られなかった。中国人集団における食物繊維の役割は、過大評価されている可能性がある。中国人集団における食物繊維とこれらの疾患との関連性をさらに確認するために、より特別な努力が必要である。
新着ランキング1位!

Twitterフォローで応援お願いします!!
電子版のみ販売継続中です。






