日本低フォドマップ食推進会会長
宇野良治、医師、医学博士Office Uno Column
野菜・果物の量と発ガン
2022年9月8日、国立がん研究センターと横浜市立大学の研究で、以下が報告された。
- 果物・野菜摂取量が少ないグループに比べ、果物摂取量が多いグループ、野菜摂取量が多いグループでは全死亡リスクが低いことがわかりました。しかし、摂取量が多いほどリスクが下がるという結果ではありませんでした。
- 著者らは、1日300g以上の野菜摂取が望ましいと述べました。
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将来のある先生方は、多方面に気を使って、妥協点で話していないか?
この研究は、死亡リスクについて調査されているが、
今回の私の本では、食物繊維とガンについて議論しており、
非常に興味があるので、論文をカンパ資金で購入した。
まず、驚いたのは、ネット記事に出ていないエビデンスである。
青汁商法で使用されているのは、
野菜350gを毎日食べられないので、
同じ程度の栄養素を青汁で摂りましょうというものであるが、
この研究データでは、
男女を合わせた全だーたでは、野菜の量は200gが適量であり、
それ以上では死亡率に変化がなく、いや幾分、死亡率が増加している。
今、物価が値上がりしており、野菜も高くなっているが、
日本人は、1日200gで安全だと言える。
では、ガンはどうであろうか?
女性の場合、
ガン予防では、野菜の適切量は1日170g程度であり、
1日350g以上だと、心血管疾患での死亡リスクも増加する。
つまり、
野菜350gを信じて、死んでいる日本女性が少なくないという話になる。
著者らが350と言わず、300gと言ったことは、せめてもの抵抗だと私は思う。
この研究は、死亡したか、死んだ病気は何か?
で、調べられているが、
例えば、野菜の多食の影響でパーキンソン病になった場合、
パーキンソン病は非パーキンソン病と寿命が変わらない。
場合によっては、神経難病病棟では、寝たきり患者の厳重なケアによって、
正常者よりも長生きしている可能性があるのが日本である。
つまり、単に、死亡率だけでは
全てのファクトが見えにくい。
つまり、単なる死亡ではなく、健康寿命での調査が実際に役立つであろう。
注)在庫切れの可能性があります。
今月中旬になれば予約可能になるそうです。しばらくお待ちいただけますと幸いです。







