Yoshiharu Uno






最近、思うことがあります。 




高齢者で多いガンがあるとします。

そして、そのAガンになると死亡しやすい。


そのため、Aガンを予防しましょうと指導されます。




しかし、Aガンが高齢者に多いとすれば、Aガンのある人の群では寿命が短い。


つまり、そもそも単に寿命が短い人に多い病気なので、


そのAガンによって寿命が短くなったわけではない。



であれば、若い人のAガンを予防する意味は本当にあるのだろうか?


そう考えると、職場でのがん検診が意味がないように思えてきます。


癌が発症する年齢は、ほとんど退職後です。


例えば、胃ガンは高齢者の病気です。


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膀胱ガンも同じです。


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多くのガンは、高齢者で増加します。



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退職前に検診すべきは乳ガン、子宮ガンです。


しかし、それら以外は高齢になって急増します。


ほとんどガンが発症しにくい退職前に毎年ガン検診を受け、


最も癌を発症しやすい退職後に検診を受けなくなる。




確かに、高齢者以外でもガンは発生する。


職域ガン検診で命が助かった人はたくさんいるかもしれません。



しかし、全員をチェックする費用が集団での効果を上回るのか?


経済のために犠牲を黙認している最近のコロナ対策から考えると、


この国では、費用対効果が重要です。


もし、検診に要する費用が「検診をしない場合のガン総治療費」が上回るの出れば、


職域のがん検診をやめて、ガンになった場合に治療費を全額負担した方が、


費用対効果があるかもしれない。



つまり、年齢層が限られた職場のがん検診の費用対効果は本当にあるのか?



退職してからガンが増えるのに、多くの人たちは、


「来年退職なので、今年で終わり、来年から検査しない」と言うのです。


非常に悲しい話です。



そう考えると、


医療の全てがオカシイと思うようになってきます。