宇野良治、医師、医学博士
日本でのコロナ感染急拡大の状況に鑑み、
感染を減少させる方法を記します。
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コロナが流行してから、
たびたび、スーパー銭湯の前を通ることがあったが、
連日、駐車場は満車に近かった。
いずれ、銭湯でのクラスターが起きるであろうと不安視していたが、
いっこうに、クラスターの話は聞こえてこなかった。
なぜなんだろう?
マスクもせずに、
同じ空間にいれば、
エアロゾルにウイルスが漂い、
絶対に吸い込むので、
クラスターになるはずが、ならないのは、どうしてだろうか?
湿度なのであろうか?
従来の風邪のコロナのように加湿に弱いのであろうか?
であれば、加湿はコロナウイルスを不活化するのであろうか?
もし、そうであれば、どれくらいの湿度で不活化するのか?
ということで、
湿度による新型コロナウイルス不活化のデータを示す。
データは、2020年に報告されたものである。
米国の国立生物防御分析および対策センター(NBACC)
という米国の国防機関からの報告である。
本来であれば、日本の専門家会議が言うことであろうが、
彼らが知らないのか、わからないが、
いつまで待っても、
何の注意勧告、推奨もない。
しかし、
この状況では、日本国民に伝えねばならないことであろう。
https://journals.asm.org/doi/10.1128/mSphere.00441-20

最も感染を予防する環境は、湿度と室温が高い状態である。
つまり、本来、昨年の夏に、国内で冷房を使用を控えていれば、
熱中症は増加したとしても、
感染は増えなかったかもしれない。
しかし、温度が24度であっても、
湿度40%を保っていれば、
24時間後には、コロナウイルスは不活化される。

職場では、人がいる時だけ加湿するが、
人がいなくなっても、連続的に加湿しておくのが効果的である。

しかし、換気をすると、温度も湿度も下がる。
そのため、
温度28度、湿度40%を目標として、
室内を管理すればいい。

そいういうことで、
私は、自分の職場で昨年の夏に冷房の温度設定を上げていたが、
周りの職員が「あつい、あつい」と冷房を下げてしまう。
そのため、また温度を上げて、下げられて、上げて、下げられての攻防が続いた。
この冬でも、暖房の温度設定を28度にしているが、
気が付くと暖房が消されている。
ちなみに、湿度40%というのは、
マスクなしで鼻穴が乾かない状態である。
つまり、マスクをしている状態で、
鼻クソがカピカピに乾くようであれば、アウトだ!
マスクは、密閉性があるほうがいので、重ねマスは有効。
受験生の親は、さっそく加湿器を全室に配備。
感染者と同居している場合も同様に加湿器配備+室温28℃キープ。
家では、Tシャツ、短パンなどの夏のカッコウですごせる室温を保つ。
換気していないのに室内が寒く、加湿器のない飲食店は避ける。
全国2万の小学校の各教室に1つ以上の加湿器の設置を大至急行う。
保育所・幼稚園を含む集合施設での加湿器、湿度計の義務化。
この情報が国民の7割にいきわたれば、
冬のコロナは早めにピークアウトするかもしれない。