宇野
インドで発生したデルタ株は、ファイザーのワクチンを2回行うと、感染しても、ウイルス量が多くとも、症状をきたしにくい。つまり、ウイルス保有者は減少しないが、有症状者に行われるPCR検査数が減少するため、感染が減少したかのように思われる。しかし、感染しても無症状の人は、有症状と違って、活動性が高く、より感染を拡散させる可能性がある。実際に、ワクチン2回摂取したとして、マスクをせずに外出している老人が増加している。つまり、デルタ株ではワクチンパスポートが裏目に出る可能性がある。
一方で、
インドでのコロナがピークアウトした事実から、日本でのデルタ株も、理由はわからないが、いずれ経時的に自然にピークアウトするという楽観的な学者もいる。
インドではなぜ、ピークアウトしたのであろうか?考察する必要がある。
ひとつ考える必要があるのは、伝染病はある程度、死者数が多くなると感染させる人が減少するという原則である。どれくらいの死者数で感染が減るのかは、感染力に影響される。感染者が他の人に感染させる前に死亡すれば、その病原体はなくなる。感染しても死亡しなければ、病原体は存続してゆく。その中間のようなコロナは、ある程度の感染者が死亡すれば、スーパースプレッダーもいなくなり収束するという仮説である。
感染収束に要する死亡者数は、その集団の感染防御(マスク、手洗い、人とのディスタンス)のパワーや人流の影響、ロックダウン、施設閉鎖などが間接的に影響するので、死者数がピークアウトに与える影響は集団によって異なるであろう。
インドの場合、1週間およそ2万人以上の死亡が4週間続いた後に陽性者がピークアウトした。
米国の場合も1週間2万人前後の死亡の4週間後に第3波がピークアウトした。
インドの人口は13.7憶人で日本の11倍、
また、米国の人口を日本の3倍とすれば、
日本でも、1週間に2千~7千人の死亡が4週間続けば陽性者がピークアウトする可能性がある。
つまり、毎日400~1000人の死亡者数である。
なお、
これまでの株では、日本では1週約500人の死亡が3週続いて、ピークアウトしてきた。
下図のように、とてもきれいな関係がみられるが、
つまり、従来の株で、ワクチンなしの状況で、
1日死亡者数60~70人3週間でピークアウトしていた。
今回の株で、人流増や防御脆弱の状況では、
これまでの関係は適応されないであろう。
La mia ipotesi è che a meno che non muoiano 100 persone al giorno
Il numero di persone infette non può raggiungere il suo picco.
