宇野
偉そうな若い医者が患者に、
「風邪はウイルス感染なので、風邪に効く注射はない!」
と、言っていたのを聞いたことがある。
しかし、
実は、
それは間違いである。
いわゆる普通のコロナウイルスの風邪の場合、
半世紀以上前から、使用されてきた「風邪の注射」がある。
ヒベルナ注25mg
である。

注)50年前は「ピレチア注」
効能・効果は以下である。
【 パーキンソニスム、振せん麻痺、冬眠)薬物(人工,麻酔前投薬 ,枯草熱,咳嗽・鼻汁・感冒等上気道炎に伴うくしゃみ、 アレルギー性鼻炎 薬,皮膚瘙痒症,皮膚炎・湿疹(皮膚疾患に伴う瘙痒 血管運動性浮腫,じん麻疹),中毒疹,疹 動揺病
https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/medley-medicine/prescriptionpdf/400315_4413400A1046_1_05.pdf
ヒベルナは、抗ヒスタミン薬であるが、
一般的に、通常の感冒では、抗ヒスタミン剤の経口投与が行われてきた。
コロナによる症状が軽快するのである。
(私は、この薬を、小児大腸内視鏡検査の前投薬、寝たきり患者の不穏・不眠対策、
経鼻内視鏡の前投薬などに応用してきた。
鎮静剤や麻酔剤よりも有効な事があった。)
ということで、
新型コロナの場合も、
抗ヒスタミン剤が基本的な治療だろうと思っていた。
そして、抗ヒスタミン剤の予防投与は、
ワクチン並みの症状予防効果を得る可能性があるかもしれないと思っていた。
もしそうであれば、
日本で花粉症が流行し、
2月から、
多くの人が、抗ヒスタミン剤を服用しだすと、
新型コロナが検出されにくくなり、
見かけ上、感染者が減少するであろうと思っていたが、
実際に、そうなってきている。
海外の研究でも、
抗ヒスタミン剤が新型コロナに有効であると発信されている。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0006291X20321409
(しかし、このような安い薬は、たとえ有効であっても、
新しい高額な薬の販売に影響するため、抹殺されることもある)
もし、今の日本の新型コロナの減少が、
緊急事態宣言の影響ではなく、抗ヒスタミン剤のためであるとすれば、
花粉症の薬を飲まなくなる時期になると、
どうなるのであろうか・・・・
ちなみに、私は、先週から花粉症の薬を飲んでいる。