宇野
新型コロナに対するマスクの研究では、N95 (FFP2、3)以外では、
不織布のマスクが最も推奨されるが、その場合においても、
隙間(特に横)がある場合にはその効果が失われるため、
不織布マスクをきっちりと顔に接触させるべきと報告されている。
Evaluation
of Cloth Masks and Modified Procedure Masks as Personal Protective Equipment
for the Public During the COVID-19 Pandemic. December 10, 2020
私自身も不織布やFFP2マスクの上にウレタンマスクをしていたことがある。
このような2枚のマスクを「Double-masking」という。
先日、河野太郎大臣が、このDouble-maskingを取り入れていたので、
TVをみて、
『タロちゃん!いいねー』
と思った。
確か、彼はファッション性のある布マスクを推奨していたが、
そのマスクの下に不織布と思われるマスクをしていたのである。
(話はそれるが、河野大臣はアトピーがあるので、ワクチン接種は控えたほうがいいでしょう)
政治家、特に大臣の行動は国民に影響を与える。
ある飲食業の店では、全く予防効果のないマウスシールドをして接客していたが、
その理由は、「だって、〇〇大臣が、コレしているでしょう」ということであった。
率先垂範、
その意味からすれば、河野太郎のDouble-maskingは賞賛すべきである。
このように、不織布マスクの上に自己主張をする布マスクをするDouble-maskingは、
米国ではトレンドになる可能性がある。
実際、米国の国立アレルギー感染症研究所の所長であるアンソニー・ファウチ医学博士は、ホワイトハウスの記者会見で2枚のマスクを着用していた。
https://www.aarp.org/health/conditions-treatments/info-2021/double-masking-against-covid.html
なんと、バイデン大統領は、2021年1月25日の記事では、
私が去年からバイト先でしている方法、つまり、N95の上に不織布マスクをしていた。
この方法医は、昨年、米国消化器内視鏡学会で推奨した方法である。
ちなみに、2020年11月は、下のようであった。
さらに、議員もDouble-maskingしている。
ユタ州共和党上院議員ミットロムニー
医療現場のみならず、一般市民でも、Double-maskingが流行しつつある。

Two
Masks Are the New Masks
https://www.nytimes.com/2021/01/21/well/live/double-masking-covid.html
https://www.thecut.com/2021/01/for-best-protection-against-covid-start-double-masking.html
https://www.insideedition.com/heres-why-you-should-wear-2-face-masks-64335
もはや、マスクをする、マスクをしない、というレベルではなく、
どんな種類のマスクを2枚するのか?というレベルになったのである。
先日、
日本のTVでは、ウレタンマスクの上に不織布マスクをしているといタレントに対して、
「ウレタンマスクはフィットするので、それはいい方法です」
と答えた医師がいたが、
それは、米国的には「クレイジー」のようである。
つまり、機能性のいいマスクというのは、皮膚に密着していることが前提なので、
皮膚と不織布の間にわざわざ隙間のあるウレタンを介在させることは、
不織布マスクそのものの機能を損ねることになるのである。
https://www.nj.com/news/2021/01/double-masking-how-effective-is-it-in-blocking-the-coronavirus.html
なお、トム・クルーズは、昨年11月に
https://uproxx.com/movies/tom-cruise-double-mask-mission-impossible-7-set/


