日本低FODMAP食推進会:宇野
低FODMAP食では、
チャレンジ期を過ぎても、
小麦や乳製品がクリアしないことが少なくありません。
これまで、
小麦粉をやめる代わりに、米粉とスペルト小麦を推奨してきましたが、
若干の混乱があるので、
きちんと整理します。
小麦粉の中には、高FODMAPのオリゴ糖(フルクタンとガラクタン)があります。
その発酵によって、過敏性腸症候群や逆流性食道炎が悪化します。
また、小麦粉にはタンパク質のグルテンが含まれているため、
グルテンが原因であるセリアック病では小麦粉やスペルト小麦を食べることが出来ません。グルテンにはグルテニンとグリアジンがありますが、共に小麦アレルギーを生じる原因です。ですか、スペルト小麦が小麦アレルギーでは問題ないというのは誤りです。小麦アレルギーの人はスペルト小麦も食べられないということになります。
しかし、過敏性腸症候群では、グルテンフリー食よりも低FODMAP食が有効であるため、
スペルト小麦を食べることができます。
米粉は、低FODMAP食であるとともにグルテンフリー食です。
ノルウエーからの報告では、小麦粉をスペルト小麦に変更した患者において、腹部症状の改善が確認されています。
Mazzawi T, Hausken T, Gundersen D, El-Salhy
M.
Effects of dietary guidance on the
symptoms, quality of life and habitual dietary intake of patients with
irritable bowel syndrome. Mol Med Rep. 2013 Sep;8(3):845-52.
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