なぜ、日本のピロリ菌除菌に米国が介入したか?


宇野




このことについては、

すでに、出版社に原稿を送ったので、

いずれ、公開される内容である。

私は、その公開を抑えることはできない状況になった。





2010年、
米国国立癌研究所の疫学調査で、
ピロリ菌感染率が減少した米国では全体的に胃癌が減少していた。

ところが、
驚くことに、
ピロリ菌感染率の非常に低い若年者の間で、胃癌の発生率が増加していたのである。

その理由について、ピロリ菌以外の胃癌発症リスクが指摘され、その原因として、胃内細菌叢の変化が指摘された(JAMA. 2010;303:1723-8.)。
 It is also possible that cancers in younger adults may point to the emergence of a new carcinogenic process, perhaps unmasked by the eradication of H pylori in gastric mucosa. 



この論文が公開されたのは、米国の医師が最も読む米国医師会雑誌のJAMAである。

つまり、
2010年の段階で、
米国で胃癌予防のためにピロリ菌を除菌するなどという事を主張することができない状況になっていたと推察される。

旧式の欠陥のある戦闘機を大量に売られたようなものである。