Uno Yoshiharu
過敏性腸症候群の症状をきたす メカニズムを公開しました。
この仮説は、
私のオリジナルであり、私にプライオリティがあります。

ふりかえれば、
この図の作成の時は、夢の中にこの図が出てくるので、
それを思い出しながら、作成していました。
これでも、かなり省略して示しています。
数学の証明問題のようなものなので、
一つ一つの矢印の中には、定理もあるので、
定理の証明数式も隠されています。
これを口頭で説明するには、
約1時間かかります。
しかし、
簡単に言うのであれば、
「低フォドマップは過敏性腸症候群に有効です」
と、いうことです。
2019年8月31日
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更新
<会員からのコメント>
札幌の〇〇です。貴重なFigureを公開いただき誠にありがとうございます。
前々から疑問だったのですが、図を拝見するとIschemiaは、基本的には拡張している側ではなく、過収縮している側で起きている、という解釈でよろしいでしょうか。
また、今回Fibrosisが非常に気になりました。腸壁のfibrosisは、管腔内圧が改善できれば改善できるものとお考えでしょうか。もしお時間に余裕がございましたらご教授いただければ幸甚です。
<宇野返信>
1)ガス等で拡張している腸管で生じる虚血は、おそらく一過性で、持続的に虚血を来すのは、非閉鎖管腔では難しいと考えました。そして、バルーンを腸管で膨らませて腹痛を調べるバロスタットテストでは、その部位ではない他の腸管が激しく痙攣するという現象(Ritchieの現象)を定理として導入しました。この痙攣による虚血は持続的に生じ、IBSの腹痛に直結していると思っています。
2)繊維化について:この図は、純粋なIBSの機序ではなく、潰瘍性大腸炎やクローン病の慢性炎症性腸疾患(IBD)の寛解期でのIBS症状のメカニズムなので、腸管の繊維化を要素に入れています。IBDの腸管の繊維化の自然軽快は困難な場合が多いです。過去には、ステロイドの注射療法も行われたこともありますが、有効性は定かではありません。IBDのないIBSでは、繊維化はありませんが、肛門や生理的な腸管括約筋(複数ある)が、同じような作用を誘導する可能性を考えています。
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