宇野



重要で、深刻なことを、さらっと書きます。



 

メサラジン(Mesalazine)とは抗炎症薬の一つで、潰瘍性大腸炎、クローン病の炎症を治療するのに使用される。5-アミノサリチル酸(5-ASA)とも言われる。

通称、アサコールと言われる。

この薬が出る前は、サラゾピリンが潰瘍性大腸炎とクローン病の治療薬のメインであった。

 

5-ASAは、強酸の胃を通過し、腸で溶解する特殊な方法でコーティングされて、
腸のpHが6-7以上になってコーティングが溶けて、成分が腸に放出される仕組みである。

111図1

https://smjournals.com/ebooks/inflammatory-bowel-disease/chapters/IBD-16-03.pdf

その腸のpHは、1980年代の健常者のデータをもとにしていたと推測される。

ところが、その薬の販売直前に、潰瘍性大腸炎やクローン病での腸管pHが異常に酸性であることが報告されたのである。

であれば、5-ASAは効果がなく、ただ、コーティングされたまま便として排節される。
それらの研究は、pH測定カプセルで行われていた。

すぐに、不可解なことが起こった。

H測定カプセルが、すぐに、使用禁止(製造中止)となったのである。

 

その後、最近、pH測定カプセルが、世界的に使用できるようになったが、

なぜか、潰瘍性大腸炎とクローン病のpHの研究は、全く発表されない。

 

これは、異常だと、私は感じている。

しかし、あえて言いたい。

何も恐れることはないと。。。

 

潰瘍性大腸炎やクローン病で、pHが低下するのは、

短鎖脂肪酸が多いためであり、

短鎖脂肪酸を増やさない低FODMAP食にすれば、

5-ASAの効果は得られるはずである。

 

であるから、
私は、関連の製薬会社に、低FODMAP食の推進を求める。

5-ASAの有効性を謳うには、それは、不可欠である。

私には、それに対する準備がある。

 

Theoretically, it is possible that reduced right colonic pH in ulcerative colitis could reduce bioavailability of 5-ASA from both Eudragit coated pH dependent and azo reductase dependent formulations, without affecting bioavailability of 5-ASA from the slow release preparation Pentasa.

Thus intraluminal pH could inhibit release of 5-ASA from Asacol and Salofalk if it failed to exceed 7.0 and 6.0, respectively, for long enough to ensure complete coat dissolution.

https://gut.bmj.com/content/48/4/571#T1