<コメント>

宇野先生、はじめまして。
FODMAPについて検索し、こちらのブログに辿り着いて以来、恐れ多くも先生を敬愛しております。

本当に日本に、世界に必要なのは、宇野先生のような真に賢いお医者様です。
自分や所属組織の幸せ・楽しか考えられない医者、患者を見下すことしかできない医者、勉強も研究も全くする気がない医者、つまり人の感情や人の心が無い医者達に私は散々泣かされてきました。
そんな医者たちが小市民から金を奪い、国から金を奪い、豪邸に住み、外車を乗り回し……それから、それから……!
……宇野先生、もっともっと有名になってください!日本の医療を変えてください!それができるのは宇野先生のようなお医者様にしか無理です。心からそれを願います。

 

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<宇野の返信>


有名になりたくありません。

有名になって、その立場を利用して、世の中に影響を与えようとすることは、古典的なプロパガンダの方法であり、それによって世界を誤った方向へ導いてきた人類の歴史があります。


 確かに、私の住居は、庭もなく、白アリに食い荒らされ、黒カビが生え、抜けそうな床をこっそり歩かねばならず、そのため、時々、庭付きの豪邸を見ては、立ち止まって、ため息をついています。だから、ロトを買って、10億円当たったらどうしようと、妄想したりしています。そんな心情の持ち主が、有名になれば、すぐに資本主義の毒に汚染され、お金を積まれれば無意味な治療でも有用だと言うかもしれません。しかし、それを拒み続け、資本主義的定説を崩そうとすれば、虫ケラのように踏みつぶされる可能性もあります。

実力、根本的な底力がない人が、偶然の確率で、たまたま有名になった場合、悲惨な運命をたどることはよくあります。前回の東京オリンピックの男子マラソンで銅メダルを取った円谷は、その後の国民の期待に応えられなくなり自殺しました。映画『ロッキー』では、たまたま有名になった後に落ちぶれるというパターンを繰り返す人生でした。芥川賞を受賞しても、その後に活躍できた人はごく一部であり、それ以外の人の人生は想像を絶するでしょう。特に、TVは悲惨です。TVに出た場合、癖になります。撮影時の交感神経緊張は、ジェットコースターにまた乗りたいという感情と同じで、癖になります。そして、出なくなった場合、ひどく自分が落ちぶれた気持ちになり、意にそぐわないシナリオであっても、それなりに演じてしまします。(という、経験があります)


 有名にならずとも、影響を与えることはできるかもしれないと、最近、感じています。というのは、最近、いろいろな有名な世界的学会から報告せよとか(たとえば米国生理学学会)、世界的ジャーナルから論文を出せとか(たとえば、アジア太平洋栄養学会雑誌)のオファーがあるからです。そして、もっとも驚いたのは、世界最大級のネットメディアから科学部門の記事を書いて欲しいというオファーでした。ネットメディアから、名も知られず、地道に私の考えを伝達し続ければ、わずかであっても世の中を変えることが出来るかもしれません。いずれにせよ、こつこつと知識を積み重ね、実力をつけることが必要だと思うので、毎日、勉強し続けています。