過敏性腸症候群において、

低FODMAP食とヨガを比較した結果、

ヨガにおいて低FODMAP食と同等の効果が得られたという研究結果がドイツから報告されました。

 Randomised clinical trial: yoga vs a low-FODMAP diet in patients with irritable bowel syndrome.
Schumann D, Langhorst J, Dobos G, Cramer H.
Aliment Pharmacol Ther. 2017 Oct 27. doi: 10.1111/apt.14400. [Epub ahead of print]


それは何故か?

なぜ、ヨガが有効なのか?

という疑問が起こり、3日間かけて、その理由をレター論文にまとめました。

その過程で、どうして、低FODMAP食が有効なのか?

という根本的な理由も考え直し、結論が出ました。

それは、これまでの多くの先人の過敏性腸症候群の研究を網羅する理論でした。

過敏性腸症候群の病態生理をアルゴリズムにしたその図を見て、

私自身、「すごい」と客観的に感じたので、

さっそく、論文をAliment Pharmacol Ther.に送りました。

すぐに、私の論文の担当編集委員が決まったとの返事がきました。


驚きました。


担当者は、その雑誌の創刊者である最高責任者の

Professor Roy Pounder

でした。

roy


その名前は知っていました。

ケンブリッジ大学卒業、現在はロンドン大学名誉教授で、

論文数200以上、執筆教科書20以上の雲の上的な大御所です。

彼自身、その雑誌の編集長を30年以上しており、

私は、興奮のあまり、めまいを感じましたが、

雑誌の創業者の最高責任者が、私の理論を読んでくれるだけでも幸せ、と思っていましたが、

11時間後、アクセプトの連絡が来ました。

嬉しいというより、なにか、よく表現できない、不思議な感覚を覚えました。

過敏性腸症候群の病態生理のアルゴリズムを記したその論文は、

きっと、今後の過敏性腸症候群の進歩につながるでしょう。

その内容は、論文が掲載された後に、公開します。

今年、シングルネームの論文のアクセプトは4つになり、私にとって、奇跡の年です。