Y Uno
現在、内視鏡のバイトで、複数の施設でオリンパスか富士フイルムの内視鏡を使用し、主に、経鼻内視鏡を行っている。
そのため、オリンパスと富士フイルムの内視鏡の感想を記す。
画質は、断然、富士フイルムがいいのは、昔からの事である。特に富士フイルムのレザリオを見た時には感動すら覚えた。富士フイルムの内視鏡は20年前には、中国の医師の間で「拡大内視鏡」と誤って伝えられるほど、オリンパスよりよりも画素数が多く、鮮明である。その差は、地上波放送とデジタル放送、あるいはHVSビデオとDVDくらいの差があったが、最近はその差が縮まっているようにも感じるが、はやり、一方の、TV画面をズームしたようなピンボケ感は否定できない。しかし、富士フイルムの内視鏡の欠点は、レンズ面が一旦曇ると、送気送水を繰り返しても、曇りが取れにくいことである。具体的には、胃液を吸引しているうちに、レンズ面に泡や粘液性の胃液が付着すると、送気送水をしても、一瞬、曇りは取れるが、すぐに水滴がついてアウトと言う感じである。その点、オリンパスの場合には、送気送水で容易にレンズ面がクリアになる。これは、オリンパスの強みかもしれない。つまり、車でも、日産、トヨタなどの違いによって、走りはいいが、電気系統が弱いなど、それぞれ利点と欠点があるのと同じである。また、気になるのは、富士フイルムのスコープが最近、やたらと柔軟過ぎるという感触である。昔は、富士フイルムのスコープは先端が柔軟で、手元のほうで段々と硬くなり、釣竿の「先調子」のような感じであったが、最近では、手元でも柔軟過ぎる感じがする。躯体的には、鼻の外でもスコープが曲がってしまうことがある。また、胃下垂傾向で胃が拡張している人では、胃の中でスコープが曲がって十二指腸に挿入しにくい。オリンパスでは全体的に硬いので、そのような現象は起こらない。
以上から、
操作性はオリンパス、画質は富士フイルムと言う感じである。
いずれにせよ、内視鏡医の操作技術の差や施設での機種の差もあると思うので、あくまでも、私個人の感想である。
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。