低フォドマップ食への質問

 

 

<質問>

 

はじめまして。IBSのガス型の者です。
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週間ほど前からFODMAP食事療法と小麦粉抜きの食事療法を始めたのですが、調べても食べて良いのかはっきりしない食品があるので、以下の食品を食べても大丈夫が教えていただきたいです。

長いも
緑豆はるさめ
マロニーちゃん
粒マスタード(玉ねぎは多くのサイトで食べては駄目とされていますが、添加物のソテーオニオンは大丈夫なのでしょうか。)
オイスターソース(添加物として小麦粉が含まれているのですが、微量の小麦粉なら大丈夫なのでしょうか。)

あと、「原材料の一部に小麦・大豆を含む」という食品がよくありますが、この程度の微量の小麦・大豆も避けた方が良いのでしょうか。

よろしくお願いします。

 

 

<回答>

 

わたくし、宇野は、低フォドマップ食について、最近、思うことがあります。

 

まず、日本で低フォドマップ食によって過敏性腸症候群の症状を良くしたいと思う場合、以下の心構えが必要です。

 

少なくとも一か月、

ご飯(米)、卵、魚、肉、ニンジン、レタス、キュウリ、トマト、マヨネーズ(一番糖質の少ないキューピー)、塩コショウ、醤油少々、普通の油とバターだけで過ごす。

 

私自身、水分だけの生活を昨年は2カ月、今年は3か月行った経験から、それだけ食べられれば、十分に幸せだと思います。

 

卵は、ゆで卵でも、目玉焼き、卵巻など、いろいろアレンジできるし、スクランブルエッグはマヨネーズと卵を混ぜてつくります。私の場合は、そのような工夫だけで、十分に満足できます。

 

少なくとも一か月、

ご飯(米)、卵、魚、肉、ニンジン、レタス、キュウリ、トマト、マヨネーズ(一番糖質の少ないキューピー)、塩コショウ、醤油少々、普通の油とバターだけで過ごす。

 

それで、明らかに症状が改善した場合、それ以外の食品が症状をまねいていたと認識できます。

 

そして、それでも効果がない場合には、FODMAPが症状の原因ではないといえます。その場合は、他の原因を追究しなければなりません。

 

明らかに症状が軽快した場合は、チャレンジ期に入ります。

 

その際、例えば、納豆を半パック食べて、23日症状が出なければ、納豆半分はOKということになり、さらに、1パック試してみて、それでも大丈夫な場合には、納豆1パックを解禁します。1パックで症状が出る場合には、半分だけを解禁します。

そのように、細かく、自分で解禁できる食品を広げてゆきます。

 

ですから、46か月の導入期で、

ご飯(米)、卵、魚、肉、ニンジン、レタス、キュウリ、トマト、マヨネーズ(一番糖質の少ないキューピー)、塩コショウ、醤油少々、普通の油とバターだけで過ごす。

 

というのが、自分では出来ないと思う人は、冷たい表現かもしれませんが、初めから、低フォドマップ食を行わないほうがいいと私は思います。

 

私は逆にお尋ねします。

御質問の長いも緑豆はるさめマロニーちゃん粒マスタード、オイスターソースを1か月食さないで、生きてゆけないのですか?

 

「いやあ、そんなことはありません。」という場合、は、まず、導入期での食事を楽しむことにしましょう。

きちんと、ご飯を炊いて、朝から米を食べて、職場や学校に行っている場合は、オニギリを握って、

卵、魚、肉、ニンジン、レタス、キュウリ、トマトでおかずをつくって、過ごしてください。

飲物は、水、緑茶でいいしょう。

 

少なくとも一か月、

ご飯(米)、卵、魚、肉、ニンジン、レタス、キュウリ、トマト、マヨネーズ(一番糖質の少ないキューピー)、塩コショウ、醤油少々、普通の油とバターだけで過ごす。

 

この期間で、アレも食べたい、コレも食べたいと思うことは自由です。そして、そういう欲求が現れるのも事実です。

でも、その期間は我慢することが何よりも大切です。

チャレンジ期では、高FODMAPではないとされるものから、広げてゆきます。

人によっては、ジャガイモデンプンでガスが発生し、症状につながる人もいます。ですから、御質問の緑豆はるさめの前に、ジャガイモデンプンのみの普通の春雨で書状がないことを確認して、次に豆のデンプンの含まれる緑豆はるさめをチャレンジすべきでしょう。マロニーちゃんも、同様にジャガイモデンプンなので、チャレンジ期にします。粒マスタード、オイスターソースなど、わずかに高FODMAPsが混入されている可能性のある物も、「原材料の一部に小麦・大豆を含む」という食品も個別にチャレンジ期で確認すべきでしょう。

 

現在、世界各国で、様々の低FODMAP食の方法が提示されていますが、

「これは大丈夫」「あれも問題なし」という、許容する「甘い話」が広がっています。
あまりに厳しすぎる導入期はそれをしようとする人が少なくなるかもしれません。そのため、多くの人に広めようとして、導入期の基準を甘くしている施設もあります。実際に、イギリスの某大学では導入期のFODMAP量は1日9-10gで、私が決めた導入期の基準の3倍以上もあります。しかし、そのような甘い話は、せっかくの低FODMAP食を台なしにしてしまいます。実際に、イギリスの低FODMAP食の効果は、50%ちょっとしかないのです。(それについて、私はイギリスの研究者に書面で抗議しました。)つまり、私は、導入期を厳しくして、有効率を上げることを重視しているため、日本の基準は世界で最も厳しい基準といえます。

 

また、チャレンジ期に大丈夫と判断しても、多くの「大丈夫食品」ばかりをまとめて食べれば、総量として高FODMAPになって、症状を来す原因になります。

 

ですから、まず、

 

少なくとも一か月、

ご飯(米)、卵、魚、肉、ニンジン、レタス、キュウリ、トマト、マヨネーズ(一番糖質の少ないキューピー)、塩コショウ、醤油少々、普通の油とバターだけで過ごす。

 

 

これを、ビシッと、実践して、症状が良くなったことを確認して、その食事を中心として、チャレンジ期にOKと確認した食品を12品加えるような食事にすべきだと私は信じています。