要記事修正!毎日新聞:<東京五輪>34度超え予測
このコラムで、2020年の東京五輪の期間は気温が高いため、開催時期を変更すべきと主張した。
2016年06月21日
http://blog.livedoor.jp/yoshiharu333/archives/44986972.html
そして、昨日、毎日新聞から東京五輪の気象についての記事があった。
やはり、私の主張は正しいと感じたが、
何かがおかしい!
何がおかしいか?
<東京五輪>34度超え予測、熱中症対策早急に 研究者ら
毎日新聞 7/29(土) 11:09配信
2020年の東京五輪で、熱中症の危険を訴える専門家や競技関係者が相次いでいる。桐蔭横浜大などの研究チームがまとめた予測によると、開催期間(7月24日~8月9日)は運動を中止すべきだとされるレベルを大幅に超えるという。国なども熱中症対策に乗り出しているが、「選手だけでなく、観客や運営ボランティアも含め、対策をさらに推し進める必要がある」と警鐘を鳴らしている。
研究チームは、04~14年の開催期間での東京・大手町の気温や湿度、日射など気象データを使って、熱中症の発症リスクを表す「暑さ指数」を算出したところ、年0.4度の割合で上昇していると分析。このままだと、20年には34度を超えると予測した。
また、14年に新国立競技場など計7カ所の開催予定地で暑さ指数を測定したところ、大半が32度以上を記録。15年にはマラソンの予定コースで、測定した9地点全てが31度以上だった。
環境省によると、暑さ指数が28度を超えると熱中症患者が急増するとされる。28~31度は「厳重警戒」レベルで、激しい運動は中止するよう求め、さらに31度以上は「危険」レベルとなり、運動は原則としてやめるよう推奨している。
東京と過去約30年の開催都市の熱環境を比較した横張真・東京大教授(都市工学)は「東京が最悪で、そもそも競技を実施してよいレベルではない。熱による人体へのダメージがかなり大きい」と警告する。
こうした過酷な環境が特に懸念されるのがマラソンだ。04年のアテネ五輪女子マラソンでは、酷暑による熱中症のため参加者の約2割が棄権している。
12年のロンドン五輪で男子マラソンコーチを務めた小林渉・日本ランニング協会代表理事も「非常に危険。夏は関東など暑い地域で大会をほとんど行わない」と懸念する。
酷暑の中、選手が能力を発揮するにはかなりの工夫が要りそうだ。1991年の東京国際女子マラソンで優勝したマラソンランナーの谷川真理さんは「日本選手は蒸し暑さにある程度慣れており、応援も多いので有利かもしれない」としつつも、「水分の補給や、より通気性のいいウエアを身につけるなど対策が必要」と指摘する。
一方、高温多湿な日本の夏に不慣れな海外客は数百万人にも上る。大会ボランティアはパラリンピックを含め9万人以上となる見込みで、炎天下での作業も想定される。
暑さ対策を巡っては、国土交通省が保水性のある舗装を路面に施したり、霧を吹きかける装置をマラソンの沿道などに設置したりすることを検討。午前7時半のスタート予定時間の繰り上げも浮上している。東京都もマラソンコースや主要競技会場周辺で、街路樹を活用して日陰を作る対策を始めたが、観客やボランティアらの対策は遅れている。暑さ指数を調べた桐蔭横浜大の星秋夫教授(健康科学)は「国や自治体の熱中症対策では足りない。過酷な環境下で行われる大会であることをもっと認識したうえで、対策について万全を期す必要がある」と指摘する。【斎藤有香】
(以上コピペ)
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記事自体は、すんなりと読めて、賦に落ちる。
文章的には問題がない。
では、何が、おかしいのか?
「34度」は、「暑さ指数」であるが、タイトルだけ読むと、
気温が34度のように、誤認してしまう。
そのような認識で、記事を読んでも、
「暑さ指数が34度」という意味が、「気温が34度になるので暑さ指数が高い」と誤認してしまう。
きっと、多くの人がそのように誤認してしまうだろう。
それは、「暑さ指数」という用語が、一般的には馴染みがないからである。
このような場合には、まず、「暑さ指数」について、くどく解説してから、話を進める必要がある。
たとえば、「暑さ指数」については、環境省のネット記事を参考に図示すべきであろう。
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暑さ指数(WBGT)とは?
http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php
暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。 単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標です。
暑さ指数(WBGT)は労働環境や運動環境の指針として有効であると認められ、ISO等で国際的に規格化されています。
(公財)日本体育協会では「熱中症予防運動指針」、日本生気象学会では「日常生活に関する指針」を下記のとおり公表しています。労働環境では世界的にはISO7243、国内ではJIS Z
8504 「WBGT(湿球黒球温度)指数に基づく作業者の熱ストレスの評価-暑熱環境」として規格化されています。
(以上コピペ)
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昨年の宇野コラムの記事では、2020年の東京五輪の平均気温は、28-30℃と予想した。
しかし、暑さ指数の表では、気温28-30℃での暑さ指数は25-28度になる。
つまり、気温以外の湿度や輻射熱が「暑さ指数」を押し上げていると思われる。
であれば、対策として、体内湿度を上げない衣料、日射や輻射熱を防止する方法が有用である。
ということで、毎日新聞の記事は、
「より低い気温期間への開催時期の変更できないとすれば、暑さ指数の気温以外の要素である湿度や日射、輻射熱への対策が必要であろう。輻射熱を抑えるために国土交通省は保水性のある舗装を路面に施したり、霧を吹きかける装置をマラソンの沿道などに設置したりすることを検討している。」
と、編集すべきだったと思われる。
風吹けば桶屋が儲かる
「暑さ指数」を下げる衣料品(衣服、ソックス、帽子など)
の開発・販売のビジネスチャンスでもある。
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