コラム:青森県の短命は恥か?
母が入院し、バイトを行う時間がやっと出来た。
しかし、今後、老人介護施設に入所させたいので、
それなりに稼がねばならなくなった。
母の年金は月5万円ほどなので、私が引き取らねば、母は生きては行けなかった。そして、一緒に暮らすようになってから、認知症が心配になり、私はずっと家にいなければならなかった。いろいろ、言い訳していたが、それが全てだった。そのため、爪に火をともすような節約生活をしてきた。
そして、入院したので、バイトが出来るようになったが、私のバイト代は母の介護のために消えてゆく。節約生活は延長戦に入る。
今日のバイトの帰り、スマホで2つの記事が気になった。
ひとつは聖路加病院の経営危機の記事である。
https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_Jisin_29910/
女性自身:2017年7月28日 11:00
日野原重明さんに伝えられなかった聖路加国際病院の経営危機
「全国でも屈指のブランド病院ですが、現在、深刻な経営難と、ブラック企業ぶりが問題となっています。表面化したのは、昨年5月に同院に労基署による監査が入ったことです。月平均95時間を超える超過勤務と、残業代などの不払いが問題となりました。病院幹部と労働組合の話し合いも長引き、ボーナスが遅配される事態になったんです」
「オーバーワークは常態化していて、医師によっては100時間、200時間にも。ところが聖路加はそれほど給料が高くはない。それでも働きたいのは履歴書に“聖路加”と書けるのがキャリアになること、トップレベルの医療技術を勉強できること、そして日野原先生のようなカリスマによる求心力があったことです」
(以上コピペ)
記事によれば、理想を掲げ、行った事業はことごとく採算が合わず、職員の過重労働と赤字を招き、経営危機にあるという。
なんとも、悲しい現実である。
(このことについては、それ以上は言えないが、話は続く・・・・)
もうひとつの記事は、青森県の短命問題であった。
カップラーメンだけじゃない 専門家が指摘する青森県が短命な最大の理由
https://dot.asahi.com/dot/2017072700042.html
AERA: 更新
2017/7/28 07:00
厚生労働省が6月14日に公表した「都道府県別年齢調整死亡率の概況」(2015年)で、青森県は男女ともに死亡率ワースト1位となった。また、厚労省「人口動態統計月報年計」(16年)によると、糖尿病による死亡率(人口10万対)で全国ワースト1位に。
中路教授(弘前大学大学院医学研究科社会医学講座)によると、青森県民は肥満が多くて病院受診が遅い。受診率の低さは、経済的な面もその根源にある。健診受診率も低く、病気が進行した状態で受診する割合も高いため、がんの場合は進行していることが多く、糖尿病は放置して合併症を引き起こしているケースが多いという。
糖尿病になる原因の一番は、やはり肥満だ。青森の場合、雪国ゆえの運動不足に加え、食塩摂取量が高く、野菜の摂取量が少ない。喫煙率が高く、多量飲酒者も多い。
「テレビなどで青森がとりあげられるときは、青森県民はカップラーメンをよく食べるとか、大皿料理だとかということばかり。寿命は総合点で決まる。生活習慣や健診受診率、病院受診率なども含んだすべてですから」
中路教授が指摘する青森の短命の最大の理由は、「ヘルスリテラシー(健康教養)の欠如」だ。
いまや長寿県となった長野県の躍進ぶりは、急に経済が上向きになったわけでなければ気候が良くなったわけでもない。ヘルスリテラシー教育が大変、功を奏した例なのだと中路教授は分析する。
「短命県を返上するには、なによりもまず、県民一人ひとりがヘルスリテラシーを身につけること。正しい健康の知識と考え方、意識のないところに行動変容は起こらないですから」
中路教授が目指すのは「プライマリヘルスケア」。つまり、「住民の住民による住民のための健康」だ。誰でも健康になる権利はあるが、所詮それは自分で勝ち取らなければいけないものだ。地域で、職場で、学校で、それぞれがヘルスリテラシーの力をつけていかなければならない。そうしたプライマリヘルスケアの意識の高い個人が集ういい町や社会が活性化したところは「長生きできる」と中路教授は言う。
(以上コピペ)
中路教授は、私の医局の同門の先輩である。カラオケが非常に上手で有名だった。
その先輩に言うのもなんだが、「ヘルスリテラシー(健康教養)の欠如」と、回りくどく言うのではなく、自己責任とはっきりと言った方が良くわかる。
しかし、私は青森県だけではなく、様々の地域で医療を経験してきたが、はっきり言えるのは「貧しさ」である。
地域経済の比較の指標にはいろいろあるが、青森県はサラリーマンの給与所得が低い。
http://todo-ran.com/t/kiji/15607

たとえば、
私が新人医師の頃、医局人事で田舎に赴任した頃の話・・・
「先生、急患です」
患者は、高齢の女性で、家族が運んできた。
一緒に暮らしている家族が全員(子供も孫も)来ていた。
運ばれた老人は、きれいな着物を着せられ、
両手は胸の下で合掌していた。
死後硬直していて、明らかに数時間経っていた。
「朝、気がついたら、意識がなかったんです」
「・・・・」
私は、儀式のような死亡確認をした。
「〇時〇分、お亡くなりになりました。」
その言葉に、家族全員が声をそろえて言った。
「ありがとうございます」
母は認知症がさほど進んでいない時に、
毎日、青森にいる友人と電話をして、
毎日、同じことを言っていた。
「年寄を死なせてくれる法律が出来ないものかね・・・」

楢山節考
老老介護「75歳以上同士」3割超える…夫婦ともに認知症の世帯も
ヨミドクター7/28(金) 12:11配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-00010000-yomidr-soci&p=1
高齢者が高齢者を介護する「老老介護」が増えている。厚生労働省が6月に公表した国民生活基礎調査では、介護が必要な人と、主に介護する人が同居する世帯のうち、どちらも75歳以上の世帯は3割に達していた。こうした世帯は今後、増えることが確実で、孤立や共倒れを防ぐ支援の強化が必要との指摘もある。
「ひとときも気が休まらない」「自分が倒れたらどうなるのか」
週4日のデイサービスと週1日のリハビリを利用するが、家にいる間はつきっきりで過ごす。目を離すと携帯電話やリモコンをどこかにしまい込んでしまい、女性の姿が見えないと家中を探し回る。女性は「ひとときも気が休まらない」と、ため息をつく。
2世帯住宅で、40歳代の娘の家族と同居するが、娘は共働きで小学生の子どももいるため、介護は女性がほぼ一人で担う。昨年暮れ、夫の入浴介助中に腰を痛めて寝込んだ時は、ショートステイを利用してしのいだ。
女性も持病の不整脈(以上コピペ)に加え、緑内障を患い、通院が欠かせない。施設への入所も考えるが、比較的安い特別養護老人ホームは順番待ちで、有料老人ホームは年金ではまかないきれない。
(以上コピペ)
・・・・・・・・・・・・
きれいごと、理想論はいくらでも言える。
私は、あえて問いたい。
「短命県は恥ですか?」
「愛は死にますか?」
https://www.youtube.com/watch?v=gfEgbSbiHPE
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