最近、経鼻内視鏡ばかりやっている。

 鎮痙剤(ブスコパン)も、グルカゴンも、

鎮静剤(セルシン)も、静脈麻酔も何も使用せず、

胃の蠕動を利用しながらの観察である。

目標は早期癌の発見であり、真剣勝負である。



「伝説の内視鏡医になりたい。」


そう思っている。


内視鏡操作がうまいとか、内視鏡が速いとか、

内視鏡が楽だとか、

そんなことではない。

ただ、一生懸命にやって、

被験者に納得してもらうこと、

それだけだ。


鼻からの内視鏡ばかり、行っているせいか、

誰を見ても、鼻ばかり見てしまう。

具体的には、鼻穴ばかりに目が行く。

テレビを見ていても、

鼻穴ばかり見ている。


つまり、現在のところ、

「伝説の内視鏡医」は、鼻穴ばかり気になっている。


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