IBS in Rome IVMathematical proof question

 

Yoshiharu Uno, MD, PhD

 

In IBS of Rome IV, abdominal pain is a prerequisite

This is a mathematical proof question.

 

IBS = Abdominal painAP)

If, High FODMAP diet (HFD) increased IBS

 

Prove the relationship between HFD and AP


222図1

Proof of intraluminal pressure and local factor of colon is essential.

In addition, there may also be involvement of histamine, oxalate, salicylic acid, and alcohol.

https://sibotest.com/handouts/SIBO_Diet_FINAL.pdf

<解説>

2016年のローマ基準では、IBSは腹痛が存在することが前提になりました。

そして、IBSの腹痛は高FODMAP食で増加することがわかっています。そのために、低FODMAP食はIBSを軽快させます。なぜ、腹痛が生じるのか?単に水分やガスが増加するためではないことが、わかってきました。というのは、同じガス量であっても、腹痛を来さない人も存在するからです。

簡単にまとめると、

FODMAP食では5080%のIBS患者の症状を軽減する。しかし、有効でない人もいる。

IBSでなければガス増加で腹痛を生じない。

この関係を数学的な証明問題のように証明する必要があります。

さらに、SIBOを併発しているIBSでは、高FODMAP以外の糖質全てと発酵性の食物繊維で症状が悪化するため、軽快している人が多いとされる「SIBO食事療法プログラム」では、3か月に及ぶ食事療法が示されています。

https://sibotest.com/handouts/SIBO_Diet_FINAL.pdf

これは、私が知りうる限り、最長の食事療法プログラムです。

 

その中には、さらに、危険因子として、以下が記されています。

ヒスタミン:ヒスタミンは生体内アミンであり、特定の食品中では天然に多い。 ヒスタミン不耐症の症状としては、頭痛、鼓脹、痙攣、不眠症、かゆみ、アレルギーなどがある。ほうれん草、新鮮でない肉、肉や魚の缶詰、長時間煮込んだ骨汁に多い。(魚を食べて蕁麻疹を生じる「ヒスタミン食中毒」を引き起こした既往のある人は要注意)

シュウ酸塩野菜に多く、腎結石、関節痛の原因になるが、消化管にも影響しえる。

サリチル酸アスピリン、鎮痛剤、一部のハーブ、カレー粉に含まれる。感受性が高い場合には、痒み、胃痛、吐き気、頭痛、ふくらはぎの痛みを生じる。

アルコールSIBOでは、全てのアルコールの制限が薦められている。特に、

亜硫酸塩および高酵母含量を含むアルコール制限は必須であるとされる。

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以上から、低FODMAP食で軽快しない場合には、アルコール摂取を制限し、さらに、腹痛以外の症状から、原因物質を推定して、制限する必要があると考えます。