公開質問:下痢型のIBS
<質問>
(#注:一部変更、削除しています)
こんにちは。
記事を興味深く拝見しました。
母はIBSで著書を購入し、低フォドマップ食を実行、長年の下痢が止まり、とても喜んでいます。
さて、低フォドマップ食について質問があります。
●水菜
●オオバコ(サイリウムハスク)
こちらの食材は、低フォドマップ食品に入りますでしょうか?
オオバコは、米粉でパンを作るにあたって、グルテンの代わりに入れています。
海外のグルテンフリーのパンのレシピなどに、よく使われているものです。
ネットでは、古代から過敏性腸症候群の薬として使われてきた、という一文もありました。
(ちなみに、食パン一斤分=米粉300gにつきオオバコ5g程度、一食約1.5 g程度の摂取になります。)
母に米粉でもパンを食べさせてあげられればと思い、質問させて頂きました。
ご回答頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。
<回答>
著書の購入、ありがとうございます。
お母様の症状が改善して、嬉しく思います。
さて、
水菜、オオバコ共に食物繊維の問題から、下痢型のIBSでも導入期では原則少量になります。
水菜は、少量であれば、特に問題はないと考えられます。
しかし、オオバコは、生薬として下痢止めに使用されたり、一方で、便の体積が増加するので便秘に有効だとか、矛盾する情報が存在します。便の体積を増やして便通を良くするというのは、過敏性腸症候群ではなく、健常者で腸の過敏がない人では、そのような発想は受け入れられますが、過敏性腸症候群で腸が過敏な人では、体積増加によって大腸内圧が上昇して症状を来す懸念があります。理論的には、水溶性食物繊維は、過発酵を来しやすいので、導入期では控えるべきと考えます。また、米粉パンをつくっている仲間の情報では、オオバコでつくった米粉パンで腹痛を来した人がいるとのことです。確かに、グルテンのない場合、米粉パンが膨らまない、柔らかくならない、パンの中の気泡が少なくという問題があります。しかし、グルテン過敏症でなければ、小麦粉ではなく、米粉に純粋なグルテン(イヌリンのない)を使用することも可能です。その場合も、やはり、チャレンジ期で試して欲しいと思います。
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