日本低フォドマップ推進会:2017125日発表

 
Yoshiharu Uno, MD, PhD



 

日本低フォドマップ食推進会は、

主にグループ内での活動なので、

英語を以下にしました。

 

Japan Low FODMAP diet Promoting Group

Japan LFD promoting group

JLFDPG

 

JLFDPGでは、高食物繊維を回避することが、欧米豪との大きな違いです。

 

欧米豪のLow FODMAP dietを指導している栄養士のブログや著書では、

単純にFODMAPのみの制限に限定しています。
(食物繊維の発酵について知識がないのか、どうかはわかりませんが、あえて、高繊維を推奨している栄養士もいますが、きっと、いい結果は得られないと著者は考えています。)
 

しかし、日本では、欧米豪の状況とは違って、食物繊維がありとあらゆる食品に添加されています。
食物繊維は、水溶性、不溶性にかかわらず、IBS(過敏性腸症候群)に悪影響を与えることが危惧されます。水溶性食物繊維のなかには、欧米豪のFODMAPで指定されている物質以外で、ほとんどFODMAPと同様の作用を生じる物質が多いのです。
つまり、日本ではFODMAPだけを排除・制限しても、

高繊維によって適切な有効性が得られないことが危惧されます。

 
そのため、日本低フォドマップの食推進会では、FODMAPでなくとも、食物繊維の過剰摂取を回避することを推奨しています。

 
 FOD図1

著者の以前の研究では、食物繊維1日平均20g摂取していた排便困難・便秘集団に対し、食物繊維を制限したところ、約8割に症状改善が得られ、改善が得られた時の食物繊維量は平均13gでした(論文未発表研究)。
 

我々の基準によって、日本の低フォドマップ食が、海外から日本に来たIBSの人でも安全、安心に食すことが出来ることが可能になります。