<公開質問:16-1>
<質問>
このような時に悪いのですが・・・
質問+αです。
明日、胃と大腸のカメラです。
人間ドックに引っかかり、急遽。
特に不調は無かったのですが
昨日、食後急に胃が痛くなって1時間ほど苦しみました。
がまんできずパリエットを飲んでしまいました。1時間後症状が軽くなりました。
<質問>
もし、明日の検査で、胃炎等の所見があった場合
医師が「パリエット出しましょうね?」
と言ったら
どのように提案すればよいでしょうか?
(別の薬であれば何が選択肢となるでしょうか?)
また、絶対パリエットを飲んだ方が良い
というケースはありますか?
私自身は2,30年来のIBS患者なので、幼少期からお腹は不調でした
10年ほど前にIBSの相談に行った胃腸科で、たまたま軽い胃炎が見つかり
パリエットを処方されました。もともとIBSなので、パリエットを飲んだからIBSが発症した、あるいは憎悪したという事はないのですが、本コラムでのPPIの報告を読むと気になります。
(妻は一昨年、逆流性食道炎でPPIを処方され、ひどめの便秘になり、処方変更を頼みましたが応じてもらえませんでした)
<+α>
大腸カメラ前には、高FODMAP食解禁ということで
「絶対天一のラーメンとプリン食うぞ!!」と意気込んでいましたが、
実のところ、「全く食べる気が起きない」です。
何故でしょう?
?人間ドックに引っかかり、心配で食欲がわかない
?低FODMAP食を続け、小麦の魔力(中毒?)から解放された
?小麦を食べる⇒腹を壊す、低FODMAPにする⇒快適という事が経験され
自身の行動や思考が変容した
そんな感じなんだと思っていますが・・・
<+β>
上記質問も本コラム内を探せば、どこかにあるかもしれないのですが
記事が大量になってきて探せませんでした。
コラム(ブログ)内検索ができると大変ありがたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<回答>
Q: 昨日、食後急に胃が痛くなって1時間ほど苦しみました。
がまんできずパリエットを飲んでしまいました。1時間後症状が軽くなりました。
A:PPIを飲んで軽くなったというのは、実際に胃に効果があったとすれば、胃酸過多だったのでしょうか?プラセボ効果もあるかもしれません。
Q: もし、明日の検査で、胃炎等の所見があった場合、医師が「パリエット出しましょうね?」
と言ったら、どのように提案すればよいでしょうか?
(別の薬であれば何が選択肢となるでしょうか?)
また、絶対パリエットを飲んだ方が良いというケースはありますか?
A: 私の経験では胃の内視鏡検査では、軽い胃炎を含むと、日本人のほとんど全てと言っていいほど、胃炎があります。単に胃粘膜が萎縮していても、昔は「萎縮性胃炎」と言っていました。正常な胃って何?と思うほどです。そして、症状がある人の場合には、とりあえず、「じゃあ、お薬出しておきましょうね」と薬を処方しなさいと、教育を受けました。というのは、昔は(今も?)、「検査ばかりして、薬も出さない」という患者の不満が多かったからです。ですから、胃炎があった場合、医者は、まず、「何か症状ありますか?」と聞きます。そして、症状がないと患者が言えば、「では、少し様子をみましょう。一時的な炎症の可能性もありますし・・」となり、症状があると患者が言えば、「そうですか、お薬、出しましょう」になります。絶対、PPIを飲まねばならないのは、明らかな潰瘍(食道、胃、十二指腸)です。それ以外は、症状によります。軽い胃炎であれば、本来、胃粘膜保護剤で十分です。
また、以前に書いたことがありますが、胸焼けや胃痛で比較的多いのは、胆汁逆流性の胃炎です。この場合は、胃の中はアルカリ性(胆汁のため)になっていて、PPIを投与しても全く効果がなく、
かえって悪影響です。胆汁酸による胃炎の多くは胃液が緑っぽくなっていますが、検査時に胆汁が胃にあって緑色をしていない場合もあります。そのため、私の場合は、豊洲の水のように、胃液のpHを測定して、胃酸過多か?胆汁酸過多か?を鑑別していました。pHが酸性でない胃炎では、胆汁逆流を予防するために、胃粘膜保護歳とガスモチンを処方していました。


Q: 私自身は2,30年来のIBS患者なので、幼少期からお腹は不調でした
10年ほど前にIBSの相談に行った胃腸科で、たまたま軽い胃炎が見つかり
パリエットを処方されました。もともとIBSなので、パリエットを飲んだからIBSが発症した、あるいは憎悪したという事はないのですが、本コラムでのPPIの報告を読むと気になります。
A: 私の個人的な意見ですが、PPIは1日、長くて3日で十分です。継続的に服用すると、胃酸抑制によって、胃のpHがアルカリ性に傾き、胃酸産生も低下します。最近、胃には、ピロリ菌以外の多数の菌が存在することがわかってきたのですが、それらによる悪影響はまだ検証されていません。胃酸低下によって小腸で菌が増殖する小腸菌増殖症SIBOについては、PPIとの関係性が問われています。ということは、胃酸で死滅されず、大腸に菌が届くとされる「〇〇菌」は、まず、小腸で菌が増殖する可能性がありますが、そこらへんは、開発者の見識がないのか?よくわかりませんが、全く、検証されていません。
Q:(妻は一昨年、逆流性食道炎でPPIを処方され、ひどめの便秘になり、処方変更を頼みましたが応じてもらえませんでした)
A: PPIなどの胃酸抑制作用のある場合の処方では、酸化マグネシウムなどの緩下剤を少しだけ併用するというのが、私の親父から教わった処方のコツです。それをされていないのであれば、自分で酸化マグネシウムを通常量の半分を摂取すれば、有効だと思います。
また、食道炎であっても、やはり、胃が過酸か低酸(アルカリか?)が問題になります。
胆汁酸による食道炎では、PPIで胃液抑制効果はありますが、胃のpHを上げても意味はないので、本来、ガスモチンの適応です。
Q:<+α>
大腸カメラ前には、高FODMAP食解禁ということで
「絶対天一のラーメンとプリン食うぞ!!」と意気込んでいましたが、
実のところ、「全く食べる気が起きない」です。
何故でしょう?
?人間ドックに引っかかり、心配で食欲がわかない
?低FODMAP食を続け、小麦の魔力(中毒?)から解放された
?小麦を食べる⇒腹を壊す、低FODMAPにする⇒快適という事が経験され
自身の行動や思考が変容した
そんな感じなんだと思っていますが・・・
A: 私も実際に糖質制限を徹底して、感じたのですが、どうも、糖質には中毒性があると感じています。アルコールと同じです。ですから、「心理学の学習効果」ではなく、中毒から離脱したのではないか?と思います。TVのCMなどでは、アルコールと糖質食品が視覚から入力されますが、これらも中毒に刺激を与えていると思います。
Q:<+β>
上記質問も本コラム内を探せば、どこかにあるかもしれないのですが
記事が大量になってきて探せませんでした。
コラム(ブログ)内検索ができると大変ありがたいです。
A: 私自身も、自分の書いた記事を探すのに苦労しています。でも、ブログのカテゴリーで検索すれば、比較的記事は絞り込めます。

コメント
コメント一覧 (4)
site:http://blog.livedoor.jp/yoshiharu333/ パリエット
結論から言うと
特に異常なし
でした
軽い胃炎が有りましたが
医師は「薬いらないよ。このくらい。」という感じ。
前日の胃痛があったので「PPIでるかも?」と考えたことは杞憂になりました。
よかったです。
検査前日は、あまり小麦など食べたい感じはしなかったのですが
低FODMAPに付き合ってくれている妻にお礼も兼ねて
天一ラーメンとパンケーキを食べました。
検査はクリニックで下剤を飲む方法でしたので
他の患者とトイレを共用するので、ちょっと気を使いました。
早朝から自宅で下剤を飲んで、午前中のうちに検査が終わる方がいいですね。
下剤はモビプレップというものでした。
ニフレックは少し気持ち悪くなるので、私にはモビプレップの方が合っている感じでした。
以前の病院での検査は、検査で眠らされた後、ストレッチャーに乗ったまま、3時間ほど眠っていましたが、
今回は検査で眠らされる⇒歩いて5メートルほど離れたソファーベッドに移る⇒2時間ほど眠る
という流れだったようですが、歩いた記憶は全くありませんでした。
記憶がないので、その間スタッフの方に変なこと言ってないか心配です。
検査後からまた低FODMAP食再開です。
頑張ります!
奥さんも一緒にやってるんですね。いい奥さんですね。
症状がなくても、たぶん、乳癌予防にもなるかもしれません。
今回の前投薬「セルシン」でしょう。
また、低フォドマップをがんばってください!
有難うございます。
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