<レポート>
ご苦労様です。レポートです。
ジュースファスティングはFODMAPを知る以前にチャレンジしました。
(たしか5年前くらい)
確か東北大学の断食がIBS症状を云々という論文を知って、自己流(正確には、巷ではやっている某医師の本を参考に)で実施しました。
ダイエットに成功しましたが、IBSにはまるで効果なしでした。高FODMAPの果物を使っていたので悪くなるのは当たり前ですね。
1月以降調子が良く、6月に下痢傾向が出始めました。その後、回復はしていません。
昨日まで、宿泊缶詰の講習があり、苦労しましたが、食事を抜く等をして、何とか、終了しました。
このところの症状は
昼や夜、食べても特に症状は出ず、
朝食後、急に便意が来て、排泄しても、しばらく渋りが直腸あたりに続くという不快感でした。朝食は低FODMAP食です。
2日ほど休みが取れたので、
抗生剤と下剤の組み合わせはどうだろう?と思い
とりあえず、以前調子がよくなったオゼックスを150mg飲んでみました。
たしか酸化マグネシウムとは併用しないほうが良かったと記憶しているので
抗生剤のみです。
酸化マグネシウムだけではリセットは無理と判断しました。数日続ければ違うかもしれないので、いつかチャレンジします。
抗生剤で菌の数を減らし
かつ下剤でも排出する
そういうやり方が良いかも?という予想です。
<コメント>
過敏性腸症候群(IBS)は食事と関連して症状を来すという定義ですから、単純に考えれば、食事をしないと症状がないということになります。
東北大学では、1990年代から、IBSに対する絶食療法が検討されていたようで(Japanese
Journal of Psychosomatic Medicine 33(抄録), 63, 1993-05-17 )、2006年の論文は以下です。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17078771
Int J Behav Med. 2006;13(3):214-20.
Effects of fasting therapy on irritable bowel syndrome.
Abstract
How to treat patients with irritable bowel syndrome
(IBS) who do not respond to pharmacotherapy is an unsolved problem. Psychotherapy,
which has been reported on in previous studies, is available only in specific
centers. We describe in this study a novel and simple psychotherapy; that is,
the fasting therapy (FT) for treatment of patients with IBS. Of
84 inpatients with IBS, 58 patients who still had moderate to severe IBS
symptoms after 4-week basic treatment were investigated retrospectively. Of the
58 patients enrolled in this study, 36 underwent FT, whereas the remaining 22
received a consecutive basic treatment (control therapy). There were no
significant differences in the 4-point severity scales of gastrointestinal and
psychological symptoms between the 2 groups before the start of FT. The basic
treatment consisted of pharmacotherapy and brief psychotherapy, whereas the FT
consisted of 10 days of starvation followed by 5 days of refeeding. Changes in
scores of symptoms before and after each treatment were analyzed. FT
significantly improved 7 out of the 10 symptoms assessed; that is, abdominal
pain-discomfort (p < .001), abdominal distension (p < .001), diarrhea (p
< .001), anorexia (p = .02), nausea (p < .01), anxiety (p < .001), and
interference with life in general (p < .001). However, the control therapy significantly
improved only 3 out of the 10 symptoms assessed; that is, abdominal
pain-discomfort (p = .03), abdominal distension (p < .01), and interference
with life (p = .01). Our results suggest that FT may have beneficial effects on
intractable patients with IBS.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjbm/14/Supplement/14_S30/_pdf
過敏性腸症候群に対する絶食療法の有効性
金津素、福土審
東北大学大学院医学系研究科行動医学分野
背景: 薬物療法が奏効しにくい過敏性腸症候群 (irritablebowel
syndrome: IBS)患者に対する治療 法はまだ確立されていない。 IBS患者に対して有効で、あると報告されている種々の心理療法は専問
機関でのみ利用可能で、ある場合が多い。絶食療法 (fastingtherapy: FT) は我が国で宗教的側面を排
除して開発された心身医学的治療であり簡便に施行可能で、ある。しかし、 IBS患者に対する FTの有 効性を科学的に実証した報告はまだない。我々は、難治性 IBS患者に対して FTは有効で、あるという仮説を検証した。
方法: 入院中の IBS患者 84例のうち、 4週間の薬物療法を主体とした標準的治療が有効で、なかっ た 58例を対象とした。 58例中 36例が FTを施行し、 22例が標準的治療 (controltherapy: ConT) を 継続した。 FTは薬物療法を中断した上で 10日間の絶食期と 5日間の復食期から構成されている。 一方、 ConTは消化管運動改善薬、坑うつ薬、坑不安薬を主とした薬物療法ならびに簡易精神療法
を併用した。 治療前後の消化器・精神症状重症度を o(症状なし)から 3(重度)の 4段階評価と投
与薬物量の評価を行った。
結果: FTによって 10症状のうち 7症状(腹痛・不快感、腹部膨満感、下痢、食欲不振、悪心、 不安感、生活支障度)の重症度スコアが有意に低下した(それぞれ p<0.05) が、 ConTでは 3症状 (腹痛・不快感、腹部膨満感、生活支障度)の有意な重症度スコア低下のみが認められた(それぞ れ p><0.05)0 FT群では治療前に比較して治療後に trimebutinemaleate、坑うつ薬、坑不安薬それぞ れの投与薬物量が有意に減少したが、 ConT群ではこれらの薬物投与量の有意な減少はみられなか った(それぞれ p><0.05)。 考察・以上の結果から、 FTは IBSに対する薬物療法などの標準的治療の上位に位置する強力な心 身医学的治療の 1つであると考えられる。今後、より信頼性の高い evidenceを得るためには、確立 された心理・行動尺度、脳機能ならびに消化管機能などの客観的所見を加えて FTの有効性を総合 的に評価すべきであると思われる。><0.05)。FT群では治療前に比較して治療後に trimebutinemaleate、坑うつ薬、坑不安薬それぞ
れの投与薬物量が有意に減少したが、 ConT群ではこれらの薬物投与量の有意な減少はみられなか った(それぞれp<0.05) が、 ConTでは 3症状 (腹痛・不快感、腹部膨満感、生活支障度)の有意な重症度スコア低下のみが認められた(それぞ れ p><0.05)0 FT群では治療前に比較して治療後に trimebutinemaleate、坑うつ薬、坑不安薬それぞ れの投与薬物量が有意に減少したが、 ConT群ではこれらの薬物投与量の有意な減少はみられなか った(それぞれ p><0.05)。 考察・以上の結果から、 FTは IBSに対する薬物療法などの標準的治療の上位に位置する強力な心 身医学的治療の 1つであると考えられる。今後、より信頼性の高い evidenceを得るためには、確立 された心理・行動尺度、脳機能ならびに消化管機能などの客観的所見を加えて FTの有効性を総合 的に評価すべきであると思われる。><0.05)。
考察: 以上の結果から、 FTは IBSに対する薬物療法などの標準的治療の上位に位置する強力な心
身医学的治療の 1つであると考えられる。今後、より信頼性の高い
evidenceを得るためには、確立 された心理・行動尺度、脳機能ならびに消化管機能などの客観的所見を加えて
FTの有効性を総合 的に評価すべきであると思われる。
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<コメントの続き>
IBSにかかわらず、栄養分を完全にゼロにする断食(絶食)は危険ですから、いかなるものを飲むべきか?が課題になります。
そのため、今回、低FODMAPジュースによるファスティングを行っているところです。
低FODMAP食のリセット方法をいろいろ考えたのですが、
やはり、高FODMAP食を食べて、思い切り下痢をするという方法では、かえって悪化させると思うので、そうではなく、
低FODMAPジュースなどで、短期間、完全に厳しくリセットする方法がいいと思います。リセット期間は1週間から10日くらいにして、前の日だけは高FODMAPにしてもいいかもしれません。
低FODMAPジュースを作れば、試験日や大事な出張などに、それを持っていけばOKでしょう。
そう考えて、今、実践(実験)しているところです。
それから、物理的に一時的に 腸内細菌数を大幅に減少させるには、洗腸が一番手軽で有効だと思いますが、肛門からの自己洗腸には合併症があり、また、それだけに頼ってしまうという、常習性があることが問題です。というのは、私が数年前に「便秘外来」を始めた頃は、この洗腸治療を第一に推進していたからです。洗腸器具を買い集め、患者さんに配り、患者さんの自宅まで行って指導したことが2ケースあります。それなりに効果がありましたが、合併症の不安があり、また、その当時、その有効性の医学的な意味について自己解決が出来なかったことと、コーヒー浣腸を常習している人でS状結腸の異常拡張の症例と出会い、やめることにしたという経緯があります。
コメント
コメント一覧 (6)
初日から腹のしぶりが取れ
2日目から便質が硬くなり
すっきり出るような感じに。
3日目4日目はやや便秘気味になりました。
このまま、低FODMAP食を継続すれば
結構長期間保てるかもしれないという感じがしますが、
本日職場の人間ドックで
バリウム検査⇒下剤
があります。
これは腸内リセットになるのか??
あるいは悪影響があるのか?
はたして・・・
検査食の内容と、その結果について、また、教えてください。
朝食抜きの胃透視バリウム検査です。
口からのむやつです。
胃カメラ前には、たしか検査食を進められました。
バリバリの高FODMAP でした。
9月に胃カメラ大腸カメラ予定です。
ドックには健康ランチがついていました。
以下献立
十穀米
おからとれんこんのコロッケ
味噌汁(絹ごし豆腐、油揚げ、白ネギ)
レタスとトマトのサラダ
スイカ、ブドウ
下剤のみましたので、
高FODMAP の食材もたべました。
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