<相談者からの返信>
きちんと論理的に丁寧にわかりやすく答えてくださり本当に有難う御座います。低フォドマップ食を続けていこうと決意が強まりました。大好物を封印するつらさもありますが、それにも増して不調からの解放はすばらしいです。早く普通の低フォドマップ食再開したいのですが、まだおへその左側あたりの痛みむかつきがあり、、連動して腰もいたく、便は昨日の午前中は下痢で 今日はまだなく、この3日間は、肉魚はやめ食欲もないので、お米大根おろし、鰹節かぼちゃ1切れ、しらす少し、メープルシロップ、緑茶、麦茶、くらいしか食べてません。小麦も食べてなかったので、不具合になる前日に食べた手作り鶏がらスープが古かったかなあと反省です。症状が長引いてしまい少し落ち込んでます。(成分を確認して)市販の胃腸薬とか、ビタミンサプリなどを使うのはどうでしょうか?またもしかしたらSIBOかもと教えていただいたので先生の著書をよみ直しましたが、糖質制限はさしあたってしなくても大丈夫でしょうか?いつも頼ってしまいすみません。御礼できないと心苦しいです!!!
<私の返信>
市販の胃腸薬については、その成分によって、飲んでもいいものもあれば、飲まないほうがいいと思うものもあります。ちなみに、私は市販の胃腸薬を一度も飲んだことがありません。ビタミンサプリはおおかた大丈夫と思われます。おっしゃる通り、SIBOでは、グルコースで小腸ガスが増加することがあるので、症状のない用量を確かめて摂取すればいいと思います。砂糖であれば少量であれば問題ありません。癒着性イレウスの既往があることから、最も避けるべきは便秘です。毎年、癒着性イレウスを生じる患者に対して、酸化マグネシウムで軟便から下痢にコントロールしたところ、その後、イレウスを生じなくあったケースを経験しています。ですから、ある程度、下痢であっても、腹痛がなければ可とすべきと考えます。問題はガスの抑制なので、低FODMAP食で頑張ってください。
話は、脱線しますが、鳥の便は、下痢便です。鳥がもし、下痢ではなく、便秘でお腹が張って、体重が増えれば、飛べなくなるかもしれません。では、人間はどうなのでしょうか?原始時代は、きっと、いつ排便をしても良かったでしょう。食べ物がある時に食べ、排便したい時に排便していたでしょう。その後、集団で生活をすることになってから、同じ時刻にみんなで一緒に食べるようになり、やがて、規則的になりました。今の日本の食事や排便は、明治維新から、洗脳されて出来上がったものです。定時に食事をして、決められた時間に排便すべきであるという概念は、富国強兵のひとつの手段だったと考えます。明治以降、義務教育が始まり、授業時間に合わせたた食事と排便時間とされるのは、会社でも、同じリズムで働くための訓練なのかもしれません。しかし、会社に勤務してもIBSの下痢型では、何度も排便をしなけれいけないため、結局、働くことができなくなります。私自身、勤務医をしていた頃は、一時間おきに下痢をする時など、トイレに走り回り、それが非常にストレスでした。しかし、家にいるようになってから、何度下痢をしても、不快ではなく、ストレスも感じません。ですから、IBSの下痢型で、社会生活が出来ない場合は、在宅ワークを探すのも、ひとつの手段だと考えます。
<お知らせ>
医師で音楽家であったアルベルト・シュバイツアーは、アフリカで医療活動をするために、演奏活動をして資金を得ていました。私も、私なりの活動をするために、私の描いた絵などを販売することにしました。
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