日本消化器病学会での低フォドマップ(FODMAP)食の評価
医療ジャーナリスト:宇野良治
2015年1月に発刊されたJournal of
Gastroenterology(2015; 50:11-30)
に過敏性腸症候群(IBS)のエビデンスに基づくガイドラインが示された。
その中に、低フォドマップ(FODMAP)食が初めて掲載された。
エビデンスレベルはB、グレード2と評価された。
はじめて取り上げられたにしては、評価が高い。
他の主な治療法とエビデンスレベルは以下である。
l 患者と医師の良好な関係:A、1
l 低フォドマップ食:B,2
l 生活習慣の変更:C,2
l プロバイオティクス:A、1
l プレバイオティクス:C,2
l 抗生剤治療(リファミキシン、ネオマイシン):C、2
l 5-HT3受容体拮抗剤(日本でIBSで使用不可):A,1
l 5-HT4受容作導体(ガスモチン):B,2
l Lubiprostone(アミティーザ):B,1
l 食物繊維、ポリカルボフィルカルシウム:A,1
l トリメブチンマレイン酸塩(セルキノン):B,2
l
桂枝加芍薬湯(小建中湯):C,2
ヨーグルトや発酵食品などによるプレバイオティクスは、
エビデンスレベルはCと評価された。
つまり、
日本消化器病学会は、
低フォドマップ食のほうが、
プレバイティクスよりもIBSの治療として高い評価を下したということである。


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