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2014/07/22
図解:過敏性腸症候群(下痢型)とFODMAP(フォドマップ)食
下痢型の過敏性腸症候群(IBS)では、
どうして、低FODMAP(フォドマップ)食が良いのでしょうか?
まず、健常の人の場合は、高フォドマップ食で、大腸にガスが増えることによって、排便反射が促進され、便回数が増加したり、下痢傾向になります。
つまり、健常者を対象とした場合、高フォドマップ食のリンゴ、プルーンやオリゴ糖を摂取すると便回数が増えるという結果が導かれます。
一方、IBSの下痢タイプでは、小腸の蠕動が亢進し、大腸の大蠕動も亢進しているため、胃に少し食べ物が入っただけで、便意を催します。
この状態で、高フォドマップ食で大腸にガスが増えると、大蠕動が亢進して、腹痛や膨満感が強くなり、たえず便意を催し、さほど便が出ないのに排便をしたくなる状況になります。
さらに、下痢型IBSに小腸内菌増殖症(SIBO)が加われば、
状態はさらに深刻になります。大腸に増加したガスによって、腹部膨満感や腹痛が増強し、
また、下痢だけではなく、便意があっても出ないという状況になります。
以上のように、高フォドマップ食は症状を悪化させ、
低フォドマップ食によって、症状の軽快が期待できるのです。
(宇野良治)
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