野菜を食べすぎたヤギが死んだ:宇野良治


まず、201378日の宇野コラムの記事を再掲する。



 

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食物繊維推進者は肉が発ガン物質のニトロソアミンを発生させるため良くないとよくいうが、そのニトロソアミンは肉だけではただのアミン類であって、野菜に含まれる硝酸塩、亜硝酸塩と反応することによってニトロソアミンが出来る。()硝酸塩はベーコン、チーズ、たばこ、魚にも含まれるが、日本人の場合、その90%は野菜によって摂取される。そのため、最近では発ガン予防には肉よりも野菜を制限すべきだという学者も少なくない。特に、日本は世界で一番硝酸塩を摂取していると言われている。食品の安全性を示す指標の一つに、一日許容摂取量:ADIacceptable daily intake)がある。これは人が一生涯にわたり毎日摂取しても健康上悪影響がないと推定される化学物質の最大摂取量のことであり、JECFA(国連食糧農業機関と世界保健機関の合同食品添加物専門家会議)によって定められ、各国に提供される(なお、日本の農林水産省の考え方はHPで公開されている)。それから計算すれば、硝酸塩、亜硝酸塩の問題から体重50キロの人が一日食べられる野菜の量はレタス150g、ホウレン草50g、白菜178g、サラダ菜35g、ゴボウ79g、キャベツ425g、ターサイ33g、チンゲンサイ59gである。合計なのでサラダ菜18g食べた後、ホウレン草を25g食べれば危険ということになる。なお、国では離乳食にホウレン草を使用していた時期があり、それによって欧米全体で160人の乳幼児が死亡した。(亜)硝酸塩は血液中のヘモグロビンをメトヘモグロビンに変え、酸素運搬能力を低下させるために青くなって死んだ子供たちはブルーベビー(1956年)と呼ばれた。(ちなみに漫画ポパイは1930年からスタートし、ホウレン草が健康的であるという思考が定着していった時期に事件が頻発した。)その機序での毒性は1回に1gまたは1日に4gの摂取で中毒し、8~15gの摂取で死亡すると言われている。10㎏の子供であれば200gのホウレン草で致死量となる。(現在販売されている野菜ジュース1パックにはそれを上回るものもあるが規制はされていない。)

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人類には野菜を食べただけの理由で死んだ死亡事故の歴史がある。


もしかしたら、

野菜ばかり食べさせた殺人事件は実際に起こっているのかもしれない。



今回は、ヤギが死んでしまった、という話である。

下の記事は佐賀新聞の記事である。



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http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.818119.article.html



同一野菜のやりすぎ注意 ヤギ死因は硝酸塩

昨年12月、佐賀市内の小学校で飼育していたヤギ3匹が死んでいた問題で、県の中部家畜保健衛生所は解剖の結果、餌の野菜くずに含まれていた硝酸塩の体内蓄積による中毒死と診断した。急性硝酸塩中毒は、ヤギや牛など胃を4つ持つ反すう動物に特徴的な症状という。
スーパーから譲ってもらった白菜に高濃度の硝酸塩が含まれており、これを一度に大量に与えたことが原因。
厚生労働省や農林水産省は「市販の野菜を食べて動物が硝酸塩中毒を起こした事例は聞いたことがない」と話す。家畜保健衛生所による病性鑑定で、ヤギの血中から正常値の百倍以上に当たる硝酸態窒素濃度がみられた。また、餌の白菜から飼料の安全基準ガイドラインを大幅に超える高濃度の硝酸塩を検出。加えて、外傷や病変がないことから、急性硝酸塩中毒と診断した。同校によると、夏場は校内に自生している草をヤギの餌にしていたが、草が枯れる冬場はスーパーからの野菜くずを譲り受けており、ヤギが死んだ数日前から、白菜ばかりを与えていたという。植物は栄養分の窒素を硝酸塩に変えて吸収し、成長するが、堆肥(たいひ)などの窒素肥料を与えすぎると植物内に硝酸塩がたまり、濃度が上がる。この硝酸塩が動物の体内に入ると、健康に害を及ぼす物質に変化する。このため家畜保健衛生所は「特定の野菜ばかりを与えると中毒になるリスクも高くなる」「餌を長時間切らせると次に与えるとき、食べ過ぎてよくない」などの注意点を同校に通達。現在は、残ったヤギ1匹にわらや草など数種類を混ぜた餌を与えている。

近年、野菜の硝酸塩について農水省には人間の健康に対する影響についても問い合わせが寄せられているという。食品添加物としてチーズや食肉製品から取り込む硝酸塩については、1日許容摂取量を定めているが、野菜については基準値を設定していない。そのため「今回の白菜が人間に与える影響については化学的データがなく、答える立場にない」といい、「とにかく初めてのケース」と戸惑いを隠せない。ただ、野菜の硝酸塩は「ゆでる」ことや「漬ける」ことで減少することから、農水省は「現時点で人体に問題があるとはいえない。野菜を食べる健康上のメリットを大切にすべきで、一定の種類に偏らずバランスよく取ってほしい」と強調する。

硝酸塩対策 農水省は硝酸塩を減らすための栽培技術開発や産地への研究支援を実施。海外では国連食糧農業機関(FAQ)と世界保健機関(WHO)の合同専門家会合が「野菜を摂取することの利点からみて、野菜中の硝酸塩量を限定することは適切ではない」と報告したが、一方で、EUは1997年から、レタスとホウレンソウについて含有量の基準値を定めた。(20080314日更新)

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おそるべき、野菜の毒性。。。。。

さらに、中国では、今でも、亜硝酸塩の死亡事故が起きている。



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ニュース&デイリーフォト一覧(社会) 2011723

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/07/23/kiji/K20110723001266240.html

<また亜硝酸塩か 宴会参加の73人中毒、5歳女児が死亡>



23日の新華社電などによると、中国貴州省安順市郊外の農村で22日夜、宴会に参加した住民73人が中毒症状を訴え、5歳の女児が死亡、12人が重体となった。病院の検査では、人体に有害な亜硝酸塩による中毒とみられ、地元当局が原因を調べている。
 中国では亜硝酸塩による中毒が多発し、社会問題になっている。4月には北京市内で、街頭の屋台のフライドチキンを食べた女児が亜硝酸塩中毒で死亡。甘粛省でも同月、牧場経営者が同業者の牛乳に亜硝酸塩を混入、乳幼児3人が死亡する事件が起きた。(共同)

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やはり、



(亜)硝酸塩による殺人事件は、

気が付かないまま、起きているかもしれない。。。。



そこの、あなた、
奥さんが、急に、やたらと、生野菜を食べさせるようになったら、
注意した方がいいかもしれません。